カルチャー

【#3】「草津節」湯けむりシティ・ブーガルー

2021年4月23日

80sカシオトーンの電子ギターを駆使して、築約70年の米軍ハウスから
エレクトリック民謡をお届けする『民謡・イン・ダ・米軍ハウス』。
これまで「黒田節」「木曽節」と2曲仕上げたところで、電子ギターの音色に限界が。というか自分の引き出しの限界で、早くもネタが切れてきました。
連載て大変ですね・・。
そこで、YAMAHAのキーボードを登場させることに。違う楽器で、音色を変えてこの窮地を乗り切ろうという算段です。
“電子ギターを駆使して〜”というコンセプトが早くも破られましたが、YAMAHAキーボードの「ヴァイブス」という音色に、アンプリチュード・モジュレーションという謎のエフェクトボタンをONしたところ、
夢心地の響きが得られました。
そんなリラクゼーション感のある民謡ということで温泉のお湯をかき混ぜるときに唄われた“湯もみ歌”の「草津節」を、ハウスの風呂場からお贈りすることにしました。
当初、シャワーで熱湯を出して湯けむりの演出をしたところバスルームがムンムンのサウナ状態に・・。
機材もヤバそうだったので、泣く泣く断念しましたが、ジャングル感のあるバスルームが良い鳴りで、気持ちよかったです。