カルチャー

POPEYE Webガイドブック、校了への道。

POPEYE Webの楽しみ方をまとめた豆本「Tiny Book」を作りました。#3

2025年11月13日

POPEYE Webをもっと楽しむためのミニガイドブック「Tiny Book」。その制作風景をハイライトで紹介。本記事では、編集作業の後編をお届け。序章は#1、編集作業の前編は#2を読んでね。

④全ての素材を流し込んで入稿!

取材や撮影を終え、原稿や写真などページの構成要素が揃ったらデザイナーさんに送り、それらを入れ込んだレイアウト(=初稿)を作ってもらう。調整をして綺麗に整ったら、そのデータを印刷会社に送ること、つまり入稿をする。

媒体、また誌面かウェブかによって、このあたりの順序や用語が若干違ったりする。普段のPOPEYEでは②を飛ばして、素材が揃った④の時点でデザインを組み始める場合がほとんど。

⑤色校(試し刷り)をチェックする。

入稿の数日後、印刷所から色校(試し刷り)が届いた。紙の具合や色味、サイズを確かめる。

小さなQRコードもはっきりと印刷されていてひと安心。

⑥細かい調整をしたら、ついに校了だ。

取材先への確認や校閲さんのチェックをもとに、文字やデザインの最終修正を行う。全て整ったら、校了!
修正したい部分はこんな感じで指示を送る。

……という過程を経て、無事に校了を迎えたミニ冊子。これで一旦編集部での作業は終わり、あとは大洋印刷さんへバトンタッチ。今回は特別に工場にお邪魔して、印刷や製本を見学しに行ってきた。その様子はまた次の記事で。