真夜中に明かりがついている建物=“不夜城”として、人々が何をしているのか謎を解明。
MC:東野幸治
横浜税関「庁舎公開」

美しい色合いとエキゾチックな佇まいの建築で、地元では「クイーン」の愛称で古くから親しまれている横浜税関。暮らしの安心と安全を守る玄関として海外からの輸出入を管理・取り締まっている。今年の11月に税関が150周年を迎えることから、9月19日(月・祝)には「横浜税関 庁舎公開」として、普段は立ち入ることができない横浜税関の中を見学できる。あの愛くるしいマスコット・カスタム君にも会えるし、麻薬探知犬のデモンストレーションも好奇心をくすぐられる。資料展示ではなんと実際に押収された物品が並んでいて、映画やテレビのなかの世界が本当にあるんだ…と衝撃を受けるし勉強にもなりそうだ。テラスでは港の眺めを一望でき、横浜で遊ぶならちょっと立ち寄ってみては!
会場:横浜税関
会期:2022年9月19日(月・祝)
時間:10:00 〜 16:00(最終入場 15:00)
入場:無料(混雑時には入場制限あり)
『アフロフューチャリズム ブラック・カルチャーと未来の想像力』を読む。

イターシャ・L・ウォマック(著) 押野素子(訳)
アフロフューチャリズムとは、「想像力、テクノロジー、未来、解放の交差点」であり、「SF、歴史小説、思弁小説、ファンタジー、アフリカ中心主義、マジックリアリズムといった要素を非西洋的な思考と結びつける」思想のこと。そのポテンシャルを具体的なポップカルチャーを通して解説したのがこちら。この概念に対する日本人のコミットの仕方を語った大和田俊之さんの解説まで、一気に読める好著。¥2,640/フィルムアート社
『リベンジ・スワップ』 ジェニファー・ケイティン・ロビンソン(監)を観る。

高校一の人気者であるにもかかわらずセックス・テープを流出されてしまったドレアと、とある同級生に復讐心を抱く内気なエレノアが、テニス合宿で人知れず出会い意気投合。互いの敵に仕返しを企てる姿を、ヒッチコック映画さながらのタッチで描いたダークコメディ。エレノア演じるのはマヤ・ホーク。『ストレンジャー・シングス』以降、イットガールの仲間入りを果たした彼女の魅力は本作でもたっぷり味わえる。9月16日よりNetflixで独占配信。
髙橋恭司 「Ghost」@LOKO GALLERY

90年代から国内外のファッション・カルチャー誌で多岐に渡り活動した写真家・髙橋恭司。インターネットの台頭前、雑誌や広告といったメディアがより臨場感やリアリティを持っていた時代に最前線で活躍し、その後の写真家たちに多大な影響を与えてきた。写真に写るのは必ず「過去」であり、時間の亡霊(Ghost)だ。髙橋氏が一体どんな時間を切り取ってきたのか。SNSなどで写真がより身近になった現代において、その30年に渡る活動を文脈づける。作品集『Ghost』の出版や、豪華なトークイベントもあるよ!
会場:LOKO GALLERY
会期:2022年9月16日(金)〜10月16日(日)
オープニング:9月16日(金)17時半〜20時半 *予約不要
時間:11時〜19時(水〜土)/12時〜18時(日)
休み:月・火・祝日
料金:無料
『川』写真展 @スタジオ35分

POPEYE Webのタウントークにも登場していただいた、写真家の酒航太さんが運営するギャラリー兼バーのスタジオ35分。現在開催中の写真展「川」は、フォトグラファー・スケーターの荒川晋作と関川徳之という二人の”川”によるコレクティブの名前。彼らはスケートボードと写真表現の関係に着目し、およそ半年に一冊のペースで写真誌を制作。今年8月にはその「川」の本4号目となる「◯」を出版。その販売はもちろん、展示では、スケボーの路上ならではの躍動感と興奮が切り取られたショットがずらり!
会場:スタジオ35分
会期:2022年9月7日(水)〜 10月1日(土)
時間:16:00 〜 22:00
休み:日・月・火
料金:1ドリンクオーダー制(¥500~)
渡邉太地「空想世界」@SkiiMa GALLERY

東京藝術大学大学院に在籍中の新進気鋭のアーティスト・渡邉太地による個展が大阪・心斎橋PARCOのSkiiMa Galleryにて開催。”ここ”ではない、外部の存在を示す「窓」。絵画という平面世界から、窓をもってして外の世界へと超越をする。あたたかな色彩とは裏腹に、実にアクロバティックな絵画だ。空を眺めにPARCOの中へ入ってみよう!
会場:SkiiMa Gallery(心斎橋PARCO 4F)
会期:2022 年 9 月 9 日(金)-9月 30 日(金)
時間:10:00~20:00
休み:心斎橋PARCOの休館日に準ずる。
料金:無料
TOKAS Project Vol. 5「ひもとく」@トーキョーアーツアンドスペース本郷

「TOKAS Project Vol. 5『ひもとく』」がトーキョーアーツアンドスペース本郷にて開催。これは国際的な交流と多文化的視点からアートや社会などさまざまなテーマについて思考するプロジェクト。コロナ禍で閉ざされてしまったものが、ゆっくりだけれど再び動き出すように、東京と台北での滞在制作・交流をした5名のアーティストたちが、映像・写真・インスタレーションなどさまざまな表現方法で世界を創造しひもとく。
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
会期:2022年8月27日(土) - 2022年10月10日(月・祝)
時間:11:00-19:00(最終入場は30分前まで)
休館日 :月曜日(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)
入場料:無料