髙橋恭司 「Ghost」@LOKO GALLERY

90年代から国内外のファッション・カルチャー誌で多岐に渡り活動した写真家・髙橋恭司。インターネットの台頭前、雑誌や広告といったメディアがより臨場感やリアリティを持っていた時代に最前線で活躍し、その後の写真家たちに多大な影響を与えてきた。写真に写るのは必ず「過去」であり、時間の亡霊(Ghost)だ。髙橋氏が一体どんな時間を切り取ってきたのか。SNSなどで写真がより身近になった現代において、その30年に渡る活動を文脈づける。作品集『Ghost』の出版や、豪華なトークイベントもあるよ!
会場:LOKO GALLERY
会期:2022年9月16日(金)〜10月16日(日)
オープニング:9月16日(金)17時半〜20時半 *予約不要
時間:11時〜19時(水〜土)/12時〜18時(日)
休み:月・火・祝日
料金:無料
『川』写真展 @スタジオ35分

POPEYE Webのタウントークにも登場していただいた、写真家の酒航太さんが運営するギャラリー兼バーのスタジオ35分。現在開催中の写真展「川」は、フォトグラファー・スケーターの荒川晋作と関川徳之という二人の”川”によるコレクティブの名前。彼らはスケートボードと写真表現の関係に着目し、およそ半年に一冊のペースで写真誌を制作。今年8月にはその「川」の本4号目となる「◯」を出版。その販売はもちろん、展示では、スケボーの路上ならではの躍動感と興奮が切り取られたショットがずらり!
会場:スタジオ35分
会期:2022年9月7日(水)〜 10月1日(土)
時間:16:00 〜 22:00
休み:日・月・火
料金:1ドリンクオーダー制(¥500~)
ACG eyes 7: Records − 佐々木類・新平誠洙・堀川すなお− @ARTCOURT Gallery

来年で開廊20周年を迎える大阪のアートコートギャラリーが、注目する若手作家を新作とともに紹介するシリーズ企画「ACG eyes」。今回の展示のテーマは「RECORDS」(記録)。ガラスに入り込んだ植物の記憶/ストロボスコープの原理を用いた蓄積と歪み/様々な人々の解釈によるバナナ。これだけ聞いても一体どういうこと!? っていうような、それぞれ三者三様に異なるアプローチなのに、一貫したテーマ性と不思議でユニークなビジュアルイメージが非常に興味をそそる!
会場:ARTCOURT Gallery
会期:2022年8月20日(土)〜 9月17日(土)
時間:11:00 〜 18:00(土曜日 〜 17:00)
休み:日・月・祝
料金:無料
渡邉太地「空想世界」@SkiiMa GALLERY

東京藝術大学大学院に在籍中の新進気鋭のアーティスト・渡邉太地による個展が大阪・心斎橋PARCOのSkiiMa Galleryにて開催。”ここ”ではない、外部の存在を示す「窓」。絵画という平面世界から、窓をもってして外の世界へと超越をする。あたたかな色彩とは裏腹に、実にアクロバティックな絵画だ。空を眺めにPARCOの中へ入ってみよう!
会場:SkiiMa Gallery(心斎橋PARCO 4F)
会期:2022 年 9 月 9 日(金)-9月 30 日(金)
時間:10:00~20:00
休み:心斎橋PARCOの休館日に準ずる。
料金:無料
『エンド・オブ・ロード』 ミリセント・シェルトン(監)を観る。

主人公のブレンダは、2人の子供と弟のレジーを連れて、車でのアメリカ横断旅行に出発する。しかし、残忍な殺人現場を目撃してしまったから、さぁ大変。楽しい家族旅行は一転、地獄の逃避行へと早変わり。監督のミリセント・シェルトンは、日本での知名度はそこまでないかもしれない。しかし、スパイク・リーの『ドゥ・ザ・ライト・シング』の衣装アシスタントとして映画業界入りを果たした人という情報を聞けば、きっと興味が沸くんじゃないかな? 9月9日よりNetflixで独占配信。
『厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉』を読む。

ジョン・ウォーターズ(著) 柳下毅一郎 (訳)
『ピンクフラミンゴ』などで映画史にその名を刻む、当代きっての変態映画監督ジョン・ウォーターズ。高校を停学になり、開校以来はじめてのマリファナ・スキャンダルを引き起こして大学を退学した過去をもつウォーターズが、2015年に行ったロードアイランド・デザイン学校の卒業式の祝辞を全文収録した1冊。「さあ、世界に出ていって、そいつをファックしてやりなさい。美しく! 」。¥2,090/フィルムアート社
TOKAS Project Vol. 5「ひもとく」@トーキョーアーツアンドスペース本郷

「TOKAS Project Vol. 5『ひもとく』」がトーキョーアーツアンドスペース本郷にて開催。これは国際的な交流と多文化的視点からアートや社会などさまざまなテーマについて思考するプロジェクト。コロナ禍で閉ざされてしまったものが、ゆっくりだけれど再び動き出すように、東京と台北での滞在制作・交流をした5名のアーティストたちが、映像・写真・インスタレーションなどさまざまな表現方法で世界を創造しひもとく。
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
会期:2022年8月27日(土) - 2022年10月10日(月・祝)
時間:11:00-19:00(最終入場は30分前まで)
休館日 :月曜日(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)
入場料:無料
景観観察研究会「八甲田大学校」 @ 青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)

アート(art)という言葉の語源はギリシャ語で「技術」を示すアルス(ars)からきているといわれている。アーティストと研究者たちで構成されたコレクティブである景観観察研究会は、「古来、芸術と科学は一体であり、僕ら人間の生きる術(すべ)であった。」という視点に立ち返り、八甲田連峰のふもとという自然環境を活かしながら、芸術から学術の垣根を超えた作品やプログラムを展開する。そこで得られる体験や知識は、まさに私たちのこれからの生きる術になっていくに違いない。
会場:青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)
会期:2022年7月16日(土)〜9月25日(日)
時間:10:00〜18:00(展示棟ラウンジは9:00-19:00)
休み:会期中無休
料金:無料