ヘミングウェイ4「作家ヘミングウェイ誕生の軌跡〜“移動祝祭日”〜」
『批評の教室 ――チョウのように読み、ハチのように書く』を読む。

北村紗衣(著)
『お砂糖とスパイスと爆発的な何か ― 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門 ―』の著者が、批評の書き方をカジュアルに解説した1冊。どれくらいカジュアルかというと、批評の真髄として、タイトルにもなっているモハメド・アリの名言を引用しているくらいに。にもかかわらず、ハードコアな“批評論”にもなっているのがすごい。¥902/筑摩書房
『ナイトティース』アダム・ランドール(監)をNetflixで観る。

大学生のベニーは、パーティをはしごする謎めいた女性2人のため、LAの街をめぐる1晩限りの運転手のバイトを請け負う。しかし彼女たち、実は血に飢えたヴァンパイアだったから、さぁ大変。ベニーはヴァンパイアと人間の守護者たちの戦争に巻き込まれる。『フィアー・ストリート』シリーズもそうだったけど、最近Netflixで配信されているポップな感性でアップデートされたホラー映画には良作が多い。いやはや楽しませてもらいました。10月20日よりNetflixにて独占配信。
「ル・パルクの色 遊びと企て」ジュリオ・ル・パルク展@銀座メゾンエルメス フォーラム

光や動力を取り込んだキネティック・アートやオプ・アートの先駆的存在で、公共の場における観客の参加を促す作品を展開した視覚芸術探究グループ(GRAV)の設立メンバー、そして、活動初期から継続する色の可能性を探求した幾何学的な抽象画で知られるジュリオ・ル・パルク(1928年アルゼンチン、メンドーサ生まれ)による日本での初めての個展「ル・パルクの色 遊びと企て」ジュリオ・ル・パルク展が銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催。またとない機会なのでぜひ足を運ぼう。休館日等はHPで要確認。