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〈ダイソン〉がヘッドホンを作る理由。

2000通りのカスタムを楽しむ、「Dyson OnTrac™ヘッドホン」。

2024年10月11日

text: Neo Iida

〈ダイソン〉の製品の魅力は、機能面はもちろんなのだけれど、その未来感のあるフォルムにある気がしている。掃除機にも空気清浄機にもドライヤーにもブルーやオレンジのメタリックパーツが光り、SF映画に登場するギアみたいでカッコいい。部屋に置くと存在感があって、まるでアートのようだ。

 そんな〈ダイソン〉が、昨年ヘッドホンをリリースした。まさかの空気清浄機能付きで、口元にマスクをガチャッと装着する様子はまさしくSF感満載で最高だった。それから1年経ち、今度は初となるオーディオ専用ヘッドホン「Dyson OnTrac™ヘッドホン」を発表。耳を覆うアルミニウム製アウターキャップと安定したフィット感を与えるイヤークッションにはカラーバリエーションがあって、好きなものに変更できる。

 そもそも、どうして〈ダイソン〉がヘッドホンを作ろうと思ったんだろう。ダイソン チーフエンジニアのジェイク・ダイソンさんに話を聞いてみた。

〈ダイソン〉創業者、ジェームズ・ダイソンさんの長男。ロンドンのセントラル・セント・マーチンズでインダストリアルデザインを学び、卒業後にライティングテクノロジーの開発を行う「ジェイク・ダイソン・ライト」を立ち上げる。2015年にダイソンの傘下にはいり、現職に。

ーー〈ダイソン〉でヘッドホンを作ろうと思ったきっかけは、何だったのでしょう?

オーディオ機器を作ろうと思った理由は、社内に音響のエキスパートであるエンジニアがたくさんいたからです。〈ダイソン〉の製品は、ドライヤーやコードレス掃除機、ロボット掃除機や空気清浄機など含めてすべてにモーターが付いています。エンジニアたちはその動作音をいかに小さくするか、ということを考えて、専門技術を生み出してきました。いい音質を実現するための知識を社内で蓄積してきたのです。それを何かに活かせないかと考えて、外部の騒音を抑える技術に応用できるのではないかという考えに至ったんです。

ーーなるほど! 確かにどの製品も“音をクリアにする”という共通点があります。

そうなんです。私は片方の耳が聞こえづらいんですが、「Dyson OnTrac™ヘッドホン」には音を増幅させてくれる装置が入っているので、音楽がしっかり聞こえます。動力のモーターは耳の真隣にあるので、普通に考えたらうるさくてしょうがない。でも聞こえやすさを追求するために、動作音をいかに静かにできるか考えました。なので本当に気になりません。付けるとわかると思いますが、本当にどこでも音楽がよく聞こえるんですよ。飛行機の機内でも、雑音の多い街を歩いていても。

ーーまさに技術が生きているわけですね。

音そのもののクリアさにもこだわりました。ナチュラルな音質を目指して、一つの音楽ジャンルに特化するのではなく、あらゆるタイプの楽曲が綺麗に聞こえるようにしました。

ーーバッテリーの持ちも長いですよね。

ええ。以前のモデルより小さいサイズなのに、55時間持続します。(※1) そうだ、快適さについても説明しないと。ヘッドホンって重くて頭が疲れるけど、このヘッドの部分は頭にかかる圧力が分散されるような設計にしました。そこまで重さを感じないので、まさかこの中にモーターが埋め込まれているとは誰も思わないはず。

※1 ANCオン時。性能は環境条件や使用方法によって異なる場合があります。

新たにリリースされた「Dyson OnTrac™ヘッドホン」。アクティブノイズキャンセリング(ANC)システムを搭載し、8つのマイクが1秒間に384,000回周囲の音をモニタリングし、最大40dBまでノイズを低減。厳選された素材と人間工学に基づいたデザイン(※2)により、快適性と遮音性を両立させている。最長55時間のバッテリー駆動を誇る。(※3)

※2 2024年にUS Ergonomicsの認定を取得。
※3 ANCオン時。性能は環境条件や使用方法によって異なる場合があります。

ーー〈ダイソン〉の製品で好きなのが、あのSF映画に登場するようなメタリックなフォルムなんです。「Dyson OnTrac™ヘッドホン」のデザインも素晴らしいなと感じました。

これまでの経験と知識が、ヘッドホンのデザインにも反映されています。これまでの〈ダイソン〉の機器のような、エンジニア的で工学的なフォルムで、形や設計の妙が機能へと繋がるのです。こういった形状を採用することで、〈ダイソン〉のアイデンティティを体現することができるのです。

ーーカスタマイズ性が高いところも素敵だなと思いました。ベースの本体が4色、アウターキャップとイヤークッションがそれぞれ7色も! これは迷いますね……。

ちょっと作ってみましょうか。私はこのカーキのクッションと、アウターキャップはセラミックブルーがいいかな……。CNCブラックニッケルもいいし、こっちもいいね。これはキリがない(笑)。POPEYEはどれが好きですか?

ーーセラミックカーキのアウターキャップとオイスターピンクのイヤークッションがいいかなと思うんですが、どうですか?

ナイス! 良い組み合わせですね。決まりがないのでもう完全に自分の好きなように、クレイジーな色の組み合わせができます。右と左でアウターキャップの色を変えてもいいし、色の組み合わせは2000通り以上です。ちなみにアウターキャップの素材はセラミックで、ダイヤモンドを磨く際と同じ機械を使って表面を研磨しているから、ピッカピカ。

ボディはCNC(コンピューター数値制御加工)アルミニウム、CNCコッパー、セラミックシナバー、CNCブラックニッケルの4色展開。さらにアウターキャップやイヤークッションも各7色のカラーが用意されており、自由自在にカスタマイズできる。

ーーちなみにジェイクさんはどんな音楽を聴くんですか?

クラシックもハウスミュージックも大好きですし、Coldplayも聴きますよ。オールジャンル聴きますが、ラップだけはあまり得意じゃないです(笑)。忙しい音楽はあんまりかな。

ーー好きな音楽を、好きなデザインのヘッドホンで聴くのって最高ですね。

ヘッドホンって黒や白が多いけれど、私たちは身に付けていたら嬉しくて、かつ大事にしてもらえるものを目指しました。ヘッドホンがストリートカルチャーとの繋がりが深いことは理解していて、もはや音楽を聴く機器としてだけでなく、ファッションアイテムとしての認知も広がっていると感じます。ファッションを愛する人は「自分らしくありたい」という思いを持つことも多いから、他の人とは違うデザインにできる仕様にしました。どんな集団の中にいても自分だけが輝けますよ。

インフォメーション

Dyson OnTrac™ヘッドホン

ダイソン初のオーディオに特化したヘッドホン。業界最高クラスのノイズキャンセリング(※4)を誇り、工学的な(※5)設計により一日中快適な着け心地と遮音性を実現。MyDyson™アプリ(※6)を使って操作ができ、音のカスタマイズもできる。見た目のデザインにもこだわり、アウターキャップやイヤークッションを組み合わせたカラーカスタマイゼーションが可能。Dyson OnTrac™ヘッドホン¥74,990、アウターキャップ¥6,490、イヤークッション¥2,750(編集部調べ)

Official Website
https://www.dyson.co.jp/headphones

※4 IEC 60268-24に基づく試験をヘッドホンの売れ筋ランキング上位製品を対象(独立した第三者機関による2023年1月から12月までの販売追跡データによる)にダイソン研究所(シンガポール)にて実施(2024年)
※5 2024年にUS Ergonomicsの認定を取得。
※6 アプリを起動するデバイス、2.4GHzまたは5GHzのWi-Fi接続またはモバイルデータ、Bluetooth 4.0サポートが必要です。アプリの互換性については、iOS App StoreまたはGoogle Play Storeで「MyDyson™」を検索してください。標準のデータ通信料およびメッセージ料金が適用される場合があります。