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名車のたたずまいを備える〈DAMD〉のカスタムカーという選択肢。

Let’s get a CUSTOMIZED CAR!

2024年5月17日

photo: Naoto Date
illustration: Telly Sahara
text: Shintaro Kawabe

憧れの名作のデザインをフルカスタムで落とし込んだ新車があるとしたら? 愛車を探し中のカップルが、〈DAMD〉のそんな一台に試乗してみました。

スポーツカーの定番装備といえば、ブリスターフェンダー。タイヤをカバーするためにフェンダー自体が外側に張り出している仕様のことだ。もちろん、この「little 5.〈cinq〉」も、前輪・後輪にしっかりと装飾し、再現。足元がワイド&重心低めなたたずまいに、今にも走り出したくなりそう。

フランス車の薫りが漂うジムニーがあるなんて!

 海が一望できるスポットまで、ロイヤルブルーの車と訪れた20歳のカップル。軍人の父を持ち、いろんな旧車が走る米軍基地内で暮らしてきたザイオンくんと、名車を乗り継いできた父のもとで育ったはずきさんという車好きの二人に、まだマイカーはない。それだけに、今日だけの愛車の試乗にウッキウキ。その相棒とは、車体のパーツを自社で製造する国内メーカー〈DAMD〉の〝コンプリートカー〟。過去の名車のデザインをオマージュし、新車を独自にドレスアップするカスタムカーだ。この「little 5.〈cinq〉」も、’70年代にフランスで大流行したハッチバック型の大衆車「ルノー・サンク」の、世界ラリー選手権で勝つために造られたグレード「5 ターボ」をスズキの「ジムニーシエラ」に落とし込んでいる。四角いシルエットや角目のヘッドライトなどのディテールに、「レトロな見た目がめっちゃクール!」と旧車を愛するザイオンくんも太鼓判。はずきさんも鮮やかな色合いにうっとりなご様子。都会的な感覚のあるカスタムデザインだから、「ジムニー」がよりシティライドにフィットしてくれるはずだ。そして、往年の名作を乗りこなす気分でハンドルを切れるのに、性能は新車だからメンテナンス面も安心。ゆえに軽やかな気持ちで遠出もできるのが嬉しい。「コイツと一緒に、日光のいろは坂とかをグイグイと走ってみたいね」とザイオンくんは妄想中なのだ。

DAMD JIMNY SIERRA little 5.

1. ハンドル周りのメーターも、スポーツカーのようにカスタム。
2. フロントには、ローカルなサッカーチームのようなオリジナルのエンブレムが。
3. 「ルノー・サンク・ターボ」の“走る車”感を演出するのが、リアバンパー上にある排気口をイメージした装飾。
4. 「角っとした後ろ姿も、存在感があってクール!」とはずきさん。

海にも、山にも、シティにも。自分の日々とスタイルを気楽にアップデート。

オフロード四輪駆動の「ジムニー」における排気量1500ccのパワーを備えた普通自動車「シエラ」を、「ルノー・サンク・ターボ」をオマージュしてカスタム。グレーの樹脂バンパーとブルーのフロントグリルによる2トーンの配色にはずきさんが「シックで都会的!」と言えば、車内に乗り込んだザイオンくんは「シートに安定感があって座り心地がいいし、オリジナルのチェック柄のカバーも可愛いね」と返す。1982年創業の老舗〈DAMD〉らしい信頼感とポップな感性が発揮されたこのドレスアップには品もあるし、「ジムニー」ゆえの小回りと積載の便利さも相まって、都会のカーライフにもアウトドアにも合いそうだ。個性を求めて自分で右往左往せず、完成車として手に入るのがいいね。

Hommage

大衆車からスポーツカーへ変貌し、デザインでも一線を画した名作。

Renault 5 turbo
ルノーの大衆車「サンク」の後部座席部分に、ターボを搭載した2人乗りのスポーツカー。そのエンジンは、400馬力だったことから“フレンチモンスター”と称された。「サンク」が1978年のデビュー当時に“世界初”と話題になったのは、今ではよくある樹脂のバンパー。軽量で、かつ顔周りを2トーンにしやすくデザイン面でも優れていた。太いタイヤも収められるブリッと外に張り出すブリスターフェンダーや角目のヘッドライトも魅力的な特徴。

まだまだあるよ。相棒にしたくなる〈DAMD〉のコンプリートカー!

イタリアの名スポーツカーの颯爽としたスタイルと共に。

little Δ.
巨匠ジョルジェット・ジウジアーロが手掛けた’80年代のイタリアを代表するハッチバックといえば、ランチアが製造する「デルタ」。それをベースに製造したスポーツモデル「インテグラーレ」をモチーフにした一台がこちら。角ばったシルエットやタイヤを覆うブリスターフェンダー、フロントバンパーなどをカスタムしながら、くすみのある絶妙なボディカラーにストライプの配色、丸目4灯ランプなども抜かりなし。しかも、ホイールはイタリアの〈OZ Racing〉とコラボし、名作「Rally Racing」を当時のデザインで復刻させたという本格派なのだ。

自然の中へ、タフにワイルドに。アウトドアテイスト全開!

CARABINA
パッと見からは、スズキの軽自動車「ハスラー」をカスタムしたとは思えないほど武骨なこの一台。インスピレーション源は、第2次世界大戦中にアメリカで採用された〈Jeep〉の根源といわれている軍用車「Willys M38」だ。縦型のグリルや丸目ヘッドランプなどをモチーフにしながらも、フロントのバンパーやボンネットカバーを施すことでボリュームが増し、ミリタリームードをさらに演出。たっぷりと荷物を載せられるラゲッジスペースはもちろん、ルーフキャリアもあるし、サーフボードやスキーの板でも積んで、アウトドアへ飛び出したくなるね。

どこまでも旅をしたくなるイギリス顔のハイエース。

DEFACE
長~い車体のこちらは、〈DAMD〉のコンプリートカーで初登場(今夏発売予定)となるトヨタの「ハイエース」がベースの一台。誕生のきっかけは、「ランドローバーの「ディフェンダー」に、もしバンスタイルのモデルがあったら?」というユニークな発想だ。スクエアのフロントグリルと丸目のヘッドランプによって英国のクロスカントリー車を彷彿とさせながらも、小さく備え付けられたウィンカーがなんともチャーミングだ。軽自動車以上の積載量や車内の広さを誇るし、せっかくなら車中泊もガンガン楽しんで、ロングドライブの旅に出ようじゃないか。

インフォメーション

DAMD

◯神奈川県大和市下鶴間45-1 ☎0120・53・9991 10:00〜17:00 土・日・祝休 ※予約制

Official Website
https://www.damd.co.jp/