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MUSINSAを知るための10のこと。
WHAT’S MUSINSA?
2023年6月12日
illustration: Kazuma Mikami
text: Koji Toyoda
「ムシンサ」はただの韓国ファッションストア(ECプラットフォーム)ではない。
企業としての歴史や取り組み、考え方を知るともっとファンになる。
CEOのハン・ムンイルさんにいろんな質問をぶつけて、丁寧に答えてもらった10のこと。
これを読めば、“ムシンサ”の輪郭がはっきりと見えてくるはず。
①スニーカーのコミュニティサイトから始まった。

東京ではナイキ エアフォース1がドレスコードだった2001年、韓国のネット上で「ムシンサ」は産声を上げる。「今みたいなECプラットフォームではなく、元はソウルのスニーカーヘッズが情報交換するためのオンラインコミュニティでした。“めちゃめちゃスニーカーの写真が多い場所”という韓国語の頭文字を取ってMUSINSAと名付けたんです」
②韓国のブランドを買うなら、「ムシンサ」が一番。

2009年、現在のECサイトに繋がる雛型がようやく完成。ただ、「ムシンサ」が他のサイトと違うのは、自国のブランドへの溢れる愛。取り扱うブランド数は驚きの7500以上! にも及ぶが、そのほとんどが韓国のもの。「まだまだ知られてない韓国ブランドはたくさんある。それを世界に伝えることが僕らの使命なんだと思います」
③いろんなブランドが「ムシンサ」でビッグになりました。

あの〈ディスイズネバーザット®〉も、実は「ムシンサ」と切っても切れない関係。洋服の大半を「ムシンサ」に卸すことによって知名度が高まり、今や韓国ブランドのシンボル的存在になった。「ネクスト“ネバザ”としてもっとも注目しているのは、〈アナザーオフィス〉ですね。僕たちが運営する『ムシンサスタジオ』出身なんですよ」
④ただのECサイトじゃない。ブランドと成長することを大切に。

前項の〈アナザーオフィス〉が所属する「ムシンサスタジオ」は、韓国の若手ブランドの支援プログラム。「洋服を作りたい。でも場所もお金もない」といったヤングたちに、アトリエやルック撮影用スタジオを貸し出したり、洋服作りのリソースなどを提供しますよ〜というもの。「それ以外にもマーケティングやルック撮影を教える授業を開催したり、ショールーム空間の貸し出しや屋外広告の提供もやっています。『ムシンサ』にとって新しいブランドと共に成長することが何より大事。目をかけた若手が売れることほど嬉しいことはないんですよ」
⑤満を持して、オリジナルブランドを2017年にローンチ。

スニーカーコミュニティに始まり、ポータルサイト、ウェブマガジン、そして韓国ファッションストアと、常に進化する彼らは、2017年にプライベートブランド〈ムシンサ スタンダード〉をローンチ。「きっかけは、当時のファッションシーン。グラフィックが大きく入ったストリートブランドが売れ筋で、それに合わせるベーシックな洋服が少ない状況でした。世間では〈ユニクロ〉に勢いがあったこともあり、僕らにもできるんじゃないかとスタートしました」。シャツやチノは5000円台、ポロシャツは3000円台。ベーシックだけど、カラバリもサイズも豊富な〈ムシンサ スタンダード〉は、今やソウルのシティボーイにとってサムギョプサルのように日常に欠かせない存在に。
⑥東京でポップアップを開催した!

裏原文化で育ったハンCEOの「東京のお洒落好きにK-ブランドを知ってもらいたい」という想いから、去る4月に原宿で期間限定の『TOKYO POP-UP STORE』をオープン(現在は終了)。ARフィルターを通して、NewJeansのウェルカムメッセージを見ながら入場する仕掛けもさすがだったが、ソウルの人気のドーナツ店『Knotted』で食べたり、洒落たミュージックバー『コンパクトレコードバー』のDJを楽しんだり今のソウルを体感できる素敵なイベントに。もちろんK-ブランドはどれも刺激的。エイサップ・ロッキーも愛用する〈サグクラブ〉は、初日に行列ができたそうだ。
⑦NewJeansだってMUSINSAのアンバサダーだ。

今回、『ポパイ』のSpecial Editionの表紙を飾ってくれたNewJeansは「ムシンサ」グローバルアンバサダー。去年の10月にグローバルアンバサダーに任命されて以来、グローバルキャンペーンビジュアル「NewSINSA X MUJeans」や『TOKYO POP-UP STORE』のオープニングセレモニーに登場。「NewJeansが出てた、あれね」って感じで、ここ日本でもその知名度はうなぎのぼり。それくらい彼女たちの存在感は抜群にキュートでヘビー級。現に韓国で出会ったクリエイターもみなNewJeans LOVEだった。
⑧ハンCEOにオススメのソウルの場所を聞いてみよう。

ここらでいったん、小休止。ソウルのことなら、何でも耳に入ってくるであろうハンCEOに好きな店を教えてもらおう。「まず食で言ったら、僕も住んでいる漢南洞に店を構えた『狎鴎亭チンジュ』。オーナーさんが元スタイリストだけに、ソリッドで洒落た空間の中でいただくサムギョプサルが絶品なんです。韓国のファッション関係者も贔屓にしているから味は間違いないはずです。それと、『コンパクトレコードバー』は外せませんね。『ムシンサ』本社がある聖水洞に支店を出してもらったくらい好きなんです」。なるほど! ソウルの夜はこれで決まり。
⑨ライブハウスだって、カフェだって。

ファッションはもちろん、食も音楽も手を抜かないのが、「ムシンサ」。最近は、「共に成長できるという意味ではファッションブランドもインディーなミュージシャンも同じ考え方」と語るとおり、韓国インディーの聖地・弘大にライブハウス『ムシンサ ガレージ』をオープンし、連日大賑わい。一方で、「ムシンサ」本社1階にカフェ『アズニソム』を併設する。「良質なライフスタイルと結びついたときにファッションは面白くなる。その周辺にある文化を充実させるのは当たり前のことです」。もはやK-ファッション界のゴッドファーザーだね。
⑩ソウルに行ったら、エンプティに行ってみたい。

本社も位置するホームタウン聖水洞には、「ムシンサ」の新たなランドマーク『エンプティ』も! 倉庫のような建物にガラス張りのビルがブッ刺さった韓国モダニズムの館には、1〜4階まで海外のハイファッション、〈サグクラブ〉や〈アンダーソン ベル〉、〈ユノン〉などエッジの効いたK-ブランドがみっちりと並ぶ。「ビジネスの規模が大きくなればなるほど、最新のK-ファッションの空気感がなかなか見せづらくなるもので。ニッチなスニーカーコミュニティに端を発した僕らの根底に流れた尖った感性を忘れたくない。そのためのオフラインショップなんです」。まずは観光気分で気軽に門を叩こう。
プロフィール

Han Moon-il
はん・むんいる|1988年、ポハン生まれ。6年前に、学生時代より夢中だったスニーカー(とくにナイキのエアマックス)コミュニティにルーツを持つ「ムシンサ」に入社し、現在は最高経営責任者を務める。普段からよく着るブランドは、〈ディスイズネバーザット®〉。そして、聖水洞の『コンパクトレコードバー』によく入り浸る。
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