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髭とファッション?

SCHICK “HIGE IS FASHION”

2022年12月9日

photo: Kodai Ikemitsu
styling: Shuhei Yamazaki
grooming: AMANO
edit: Ryoko Iino

「髭はファッションである」。
〈シック〉がこの冬に掲げるテーマについて、
オズワルドの伊藤さんと話してみた。

オズワルドの伊藤俊介
伊藤俊介 いとう・しゅんすけ|芸人。1989年、千葉県生まれ。2014年に畠中悠とオズワルドを結成、ツッコミを担当。2021年、M-1グランプリで準優勝。洋服が好きで、最近は『グラフペーパー』と中目黒『DAN』で買い物することが多いとか。

髭はなりたい自分になる手段。
洋服みたいに気軽に。

 ある日街を歩いていたら「髭 is fashion」なる言葉が目に留まった。よく見るとそれは剃刀でお馴染みの〈シック〉の広告。髭は剃るものじゃなくて、装うものってこと? グルーミングに明るくないこちらとしては、髭とファッションってちょっと新鮮な組み合わせで興味が湧いた。今までは髭はただ剃るだけだったけど、これは髭を伸ばしてみるいい機会かもしれない。

 というわけで話を聞いたのが、テレビを見ていていつも髭がよく似合っているなと思っていたオズワルドの伊藤俊介さん。YouTubeで先輩芸人のカナメストーンと〝EG〟の服について話したり、『原宿キャシディ』の常連だったり。僕たちと好きなものが共通する伊藤さんならば、髭を生やすリアルな楽しさを教えてくれると思ったのだ。

 まず気になったのは伊藤さんが髭を生やしたきっかけ。

「確か24歳の頃。近所のコンビニで毎回〝年確〟されるから、少しでも老けて見せようという理由だったけど、大人への憧れもあった。年を取って見た目も大人っぽくなると、飲み放題のお店だけじゃなくてバーでも飲めたり、行ける場所が増えて楽しいじゃないですか。それにおじさんって存在として面白い。笑えることをしても味があるし、さらに髭が生えていると渋くもなる。岩井ジョニ男さんなんてコミカルなのに、ずっと見てるとなんかかっこいいんですよ。髭は個性で、武器です」

オズワルドの伊藤俊介
上に着たコーデュロイのジャケット¥25,080(Le Laboureur/イルミネート☎03·5458·9211)、コーデュロイのジャケット¥33,000、共地のパンツ¥19,800(ともにMELPLE × CASSIDY HOME GROWN/原宿キャシディ☎03·3406·3070)、フランネルシャツ¥18,700(CORDINGS/真下商事☎03·6412·7081)、ニットタイ¥17,600(INDIVIDUALIZED ACC/メイデン・カンパニー☎03·5410·9777)、チーフ¥8,800(SIMONNOT GODARD/ビームス F☎03·3470·3946)、その他は私物

 伊藤さんにとって髭を生やすことはなりたい姿に近づくための第一歩で、そこから着る服も変わったという。「カジュアルよりも今着ているコーデュロイのセットアップみたいに渋いほうが、髭には合いますよね。黒縁だったメガネも髭面だと胡散くさいんで、マヂカルラブリーの村上さんに譲っていただいた今のブロータイプに替えたんです」

 さらに「髭は自分の芸風に合っていたし、人に覚えてもらえるようになった」と伊藤さん。今ではすっかり髭がトレードマークだが、まだ目指すところがあるそうだ。

「ドラマ『ビーチボーイズ』のマイク眞木さんがめちゃくちゃ好きで、あの真っ白な髭は最終目標。頭も口の周りもがっつり白髪になりたいですね。そんな漫才師ってなかなかいないですから。流石にポニーテールにはしないですけど」

 そう話す伊藤さんの姿を見ていると、髭もファッションの一部として気軽に楽しめるものなんだと思えてきた。着たい服や試したい髪型を考えるように、まずは自分に似合う髭のスタイルを探してみようかな。

インフォメーション

SCHICK/髭 is fashion

〈シック〉の新しいキャンペーンのテーマは「髭 is fashion」。髭は剃りあげるだけが正解じゃなくて、これからは自分らしく整える時代。服装や髪型と同じように、その人の個性を表現する一つの方法でもあるから、自身の髭のスタイルを見つけて自由に楽しんでみよう。とはいえ忘れたくないのが清潔感。公式のHPには剃刀の選び方や整え方についてなど、髭初心者にも心強い情報がたくさんあるから、これを参考にクリーンに仕上げよう。

「髭 is fashion」特設サイト
https://schick.jp/pages/higeisfashion