例えばキャンプ場で、ホラー映画の上映会。

　友達とキャンプに行って、最高の晩ご飯を食べた後ってみんなどうしてる？　焚き火を囲んで、スナック菓子（チートス一択！）をつまみ、ビールやウイスキーを飲みながら、ひたすらおしゃべり？　それとも肝試し？　もちろん、それも最高に楽しいっちゃ、楽しいんだけれど、せっかく遠くまでキャンプに来たんだから、ちょっとスペシャルなことをしてみたい。

例えば、映画を観るとか。キャンプ場っていわゆるアメリカのB級ホラーでありがちなシチュエーション（ワイワイ騒いでいる最中に、シリアルキラーとかに襲われるやつね）なんだけど、あれを観るたびに、いつか同じ場で観たら最高だろうと思っていた。

でも、プロジェクターやDVDプレーヤーを繋ぐ電源がないからね……とそう簡単に諦めるなかれ。今の時代、ポータブル電源「ジャクリ」という文明の利器がある。

え、「ジャクリ」って……と頭に「？」マークが浮かんだシティボーイ＆ガールに説明しよう。それはアメリカ生まれのアウトドア用ポータブル電源メーカーで、創立メンバーに「アップル」のバッテリーエンジニアも加わったブランドだ。「ジャケットを身につけるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」というコンセプトどおり、他のポータブル電源と比べると驚くほど軽く、デジタルガジェットに不慣れな人でもフィーリングで操作できる魔法のアイテム。

240〜2160Whまで、種類は色々あるけれど、おすすめは、「Jackery Solar Generator 1000 Pro」。一番人気の「Jackery Solar Generator 1000」の改良版。「Jackery SolarSaga 200」との組み合わせで最速1・8時間でフル充電完了（ソーラーパネル4枚を使用した場合。AC電源でも同じ）。1000Wの高出力は電源のない野外でも怖いものなし。コンセントは3口あって、1000Wまでなら3種の家電が同時に使える。

　そんなわけで今回は、ホラー映画マニアが高じて、ホラー映画の自主製作を始めた『キオスコ』の後藤有哉さんクルーとキャンプ場でB級ホラー映画の鑑賞会。「キャンプは好きでよくみんなで行きますが、たったひとつのポータブル電源があるだけで、こんな遊び方ができちゃうのがすごい。また今度やってみたいですね。映画の撮影機材用にも使えそうですね」。ちなみに彼らが観るのは、『パキスタン・ゾンビ』。映画の内容もさることながら、スクリーン外の暗がりから幽霊が出てこないか心配だったよ。