TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム
LIFESTYLE

【#3】阿寒湖冬のお話

2022.07.06(Wed)

 最近は北海道でも暑い日が続いています。今日は-20℃~-30℃近くまで下がる阿寒湖の冬をご紹介します。皆様どうぞ涼んでいってください。

足跡で見る動物の暮らし

12月初頭、小さな河川が凍り始める。動物たちもシーズン初めは感覚が鈍っているのか、滑りまくっている足跡を見かける。

左から熊、エゾシカ、エゾタヌキの足跡。そんなわけないけど一緒にお散歩していると考えるとほっこり。

雪に埋まらないよう手をいっぱい広げて歩くキタキツネと、深雪をぴょんぴょん走るエゾユキウサギの足跡。エゾリスは小さい前足を先に着いてから大きい後ろ足を前に出す。写真は右に向かって歩いている。

結氷する阿寒湖

 阿寒湖は毎年クリスマス頃から結氷が始まり、1月はじめには全面結氷します。冬は凍った湖の上が駐車場になり、週末にはワカサギ釣りをしに来た人々の車が100台以上氷上にあがります。

元旦。初日の出を拝みに氷上へ。

結氷した阿寒湖は360°遊び場! MTBが最高に楽しい。スケートを楽しむ地元住民もいる。結氷してから大雪が降って雪原に変わる前までの数日間しかできない贅沢な遊び。

大雪原になった阿寒湖。とにかく気持ち良い。誰もが背中から寝ころび空を仰ぐ。

冬の芸術

冬は寒いほどに美しい景色が広がります。

結氷が進む過程で湖底から噴出する火山性ガスが閉じ込められたアイスバブル。1枚目は表面が溶けてポコポコに。

足元の氷を覗くとたくさんの結晶が見える。右は霜が巨大に成長して出来た霜の花(フロストフラワー)。-15℃以下の無風の早朝にしか見られない。朝陽が当たった場所から溶けていく。

雄阿寒岳とフロストフラワー。

プロフィール

菊地美姫(阿寒ネイチャーセンター)

きくち・みき | 阿寒湖、オンネトーを中心にした道東方面でカヌーツアーやトレッキングツアーなどの企画、運営を行う阿寒ネイチャーセンターに勤めて2年目。Twitterで日々の阿寒ネイチャーセンターを発信している。インコときのこと森が大好き。

Twitter
https://twitter.com/Akan_Nature

Official Website
http://www.akan.co.jp
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