ライフスタイル
【#1】阿寒湖暮らし
2022年6月22日
photo & text: Miki Kikuchi
edit: Yukako Kazuno
はじめまして! 北海道・阿寒湖畔でカヌーやトレッキングのガイドを行う阿寒ネイチャーセンターと申します。初めてのコラムで拙い文章かと思いますが、どうぞ阿寒の暮らしを覗いていってください。私たちの日常で、誰かが少しわくわくしてくれると嬉しい。そんな気持ちで4週間綴ります。
![阿寒湖](https://popeyemagazine.jp/wp-content/uploads/2022/06/image4.jpeg)
![](https://popeyemagazine.jp/wp-content/uploads/2022/06/image0.jpeg)
ガイドもお客さんと一緒に一服。
火山と湖と森に囲まれた阿寒湖。湖畔の温泉街で大自然に囲まれて暮らしています。生活用品や食料の買い出しは釧路市街まで車で1時間半。移住して直ぐはその距離感に驚愕しますが、今はもう片道2時間くらいなら「コーヒー飲みたくない?」でご機嫌に出発できます。そうなればもう無敵! 必要なものがあればドライブすれば良いだけなのです。
![マウンテンバイク](https://popeyemagazine.jp/wp-content/uploads/2022/06/image5-1600x900.jpeg)
「何も無くて辛くないですか?」と聞かれることもありますが、とんでもない。春は山菜取りに行かなければならないし、そのためにはご近所さんとの「行者ニンニク前線」の情報交換をしなければならない。寒くない夜は貴重なので、焚火をしてお酒を飲まなければならないし、早朝に風の無い朝は静かな湖面に雄阿寒岳が美しく映るので早起きしなければなりません。
![ニンニクウインナー](https://popeyemagazine.jp/wp-content/uploads/2022/06/image6-1600x1200.jpeg)
焚火が大好きな阿寒湖民。季節の山菜や鹿肉を持ち寄ります。
![温泉卵](https://popeyemagazine.jp/wp-content/uploads/2022/06/image2.jpeg)
この温玉のポイントに置けば、10分で半熟とろ~り温泉卵に仕上がります。
長い冬が終わり雪解けの地面から顔を出す福寿草を見ると心が躍るし、落葉したカツラの葉から香る甘い香りで満たされた森を歩くととても幸福な気持ちになります。
何もないって実はとっても忙しく、とっても幸せなのです。
プロフィール
菊地美姫(阿寒ネイチャーセンター)
Twitter
https://twitter.com/Akan_Nature
Official Website
http://www.akan.co.jp
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