カルチャー
東京のことをよーく知るための自由研究/VIDEOTAPEMUSIC – 音風景編 –
2021年4月9日
君が好きな東京の風景には、どんなBGMが流れてる?

「フィールドレコーディングをすると、数値や波形を通して、周囲の環境に客観的になれる」とは、ミュージシャンでありながら、MVの撮影や編集を手掛けるVIDEOTAPEMUSICさん。半ば仕事、半ば遊びの感覚で、普段からいろんな風景と音の採集をし続ける彼と一緒に各所を回ってみると、東京の風景がいつもと違って見えてきた。
1日かけて巡ったのは、VIDEOさんが東京らしいと感じる音に溢れた場所。複数の発車音と館内アナウンスに、人々のざわめきが混じり合う品川駅や、東京の夜景を一望しながら飛行機の轟音と静かな波の音のコントラストを楽しめる夜の城南島海浜公園。録音したものを聴いて、どのスポットにも共通していたのは音の多さだ。「東京は1か所で録音していてもいろんな音が入るんです。昼夜問わず、工事をしていたり、車や電車が通っていたりと低音が常に流れているのが当たり前で、そこに人の話し声や自然音が入ってくる、〝雑多さ〟が東京らしさだと思います」。たしかに、その場にいたときはすごく静かに感じていた多摩川でさえ、音声を聴いてみると川の流れる音や鳥のさえずりの向こう側で、車の音がずっと鳴っていた。
そんなふうに「見ているだけでは気づかなかった、その風景を構成する要素を知るのが面白い」とVIDEOさん。聴けば聴くほど、自分がその風景のどこに惹かれているのか発見がある。用意するものはレコーダーだけ。たまにはイヤホンを外して、お気に入りの場所を巡ってみない? 自分だけの〝東京らしい音〟を見つけにさ。

1. JR品川駅構内
地方ツアーからの帰り道、構内のざわめきが東京の証。

2. 夜の城南島海浜公園
東京らしい夜景を見ながら、静寂と爆音を行ったり来たり。

3. 近所の焼肉屋
肉を焼きながら、テレビの音と周りの話し声でチル。

4. 夕暮れ時の多摩川
のんびりと過ごす川辺には、エモーショナルがたくさんある。

5. 新大久保駅前の交差点
若いエネルギーとK-POPで、“イマ”が身体に染み込む。

一緒に研究した人
VIDEOTAPEMUSIC
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