『コンクリート・カウボーイ 本当の僕は』リッキー・スタウブ(監)

15歳のコールは素行不良が原因で退学処分になり、フィラデルフィアでまるでカウボーイのように暮らす父親のもとに送られる。最初こそ反抗していたコールだったが、いつしか自分も馬の世話を手伝うことに。走る馬をモトクロスバイクのごとくスタイリッシュに映す視点が新鮮だった。
『疫病短編小説集』

R.キプリング、K.A.ポーターほか(著) 石塚久郎 (監訳)
最近、コロナ禍をテーマにしたフィクション作品が増えているが、これまでも疫病は人類の想像力を刺激し続けてきたらしい。このアンソロジーに収録されている短編が扱うのは、天然痘、コレラ、インフルエンザなどなど。読めばきっと今をサバイブするヒントになるはず。¥1,650/平凡社
『都市と芸術の応答体2021』 @横浜国立大学

横浜国立大学の藤原徹平(建築家)・平倉圭(芸術学研究者)が、ゲスト・アーティストに三宅唱(映画監督)と柴崎友香(小説家)を迎え、アート及びアートマネジメント人材育成のためのオンラインプログラム第二期をスタート。メンバーを募集しているのでチェック!
粟津潔展『expose2021 海亀と天使の手』 @スタジオ35分

グラフィックデザインの世界を飛び越え、絵画、イラスト、建築、舞台、映画美術、映像、執筆などジャンルやメディアにとらわれず、戦後日本のグラフィックデザインを牽引した粟津潔の展示が『スタジオ35分』にて開催!作品にたびたび登場するアイコンである”海亀と天使”が本展のテーマ。
ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展「ストーリーはいつも不完全……」「色を想像する」@ 東京オペラシティ アートギャラリー

イギリスを拠点に活動し、国際的な注目を集めるライアン・ガンダーが手掛ける『東京オペラシティアートギャラリー』での収蔵品展。収蔵品は故寺田小太郎氏によるプライベート・アイ・コレクションであり、ガンダー×寺田小太郎の一対一の会話といえる展覧会。
Group Exhibition「Youth(仮)」@YKG / Yutaka Kikutake Gallery

奈良美智の原案のもと、世代や背景を超えたアーティスト達が"どうしても失うことのできない青春"をテーマに集ったグループ展。参加メンバーは中原正夫、奈良美智、上村洋一、谷口正造、ナタリー・ホーバーグ。青春、夢、恋、自身の在り方を示すエネルギー、社会システムに組み込まれていない存在が持つ自由な想像力が生み出すカオスと秩序を見に行こう。
Hiro Kurata & Koichi Sato「Mirrored」 @DYH

NY拠点の作家、Hiro KurataとKoichi Satoによる2人展が新宿区若葉の『DYH(Destroy Your Habits)』にて開催。 両作家ともに普段キャンバスを用いた制作をしているが、本展ではキャリアの中で初めて「紙」へのドローイング/ペインティング作品を発表。