「ぶらぶらプロデュース!夢の特別展④~世界の美術館を旅しよう!山田五郎「もう絶対、日本に来ない名画」展~(アンコール放送)」
11月のフードカレンダー(SPAGO)

旬の牡蠣をまだまだ色々な料理で味わいたい。スパゲッティなら『SPAGO』の牡蠣のクリームパスタ。1983年の創業当時から愛されてきた一品で、隠し味の昆布茶が牡蠣本来の旨味を引き立てまくり。太麺で食べ応えも抜群だし、今年の広島県産の牡蠣は特に大粒でボリューミーだとか。明日行こう。
インフォメーション
SPAGO
クリームだけでなく、醤油ベース、トマトベース、辛いトマトベースも注文可能。その日の気分で色々試したい。メニュー終了は3月頃を予定。
渋谷区神宮前2-35-9 ☎︎03・3497・0721 11:30-21:00 日休
『tick, tick… BOOM! チック、チック…ブーン!』リン=マヌエル・ミランダ(監)を観る。

エイズが蔓延する1990年のNYを舞台にしたミュージカルだ。主人公はウェイターとして日銭を稼ぎながら、ミュージカル界でのブレイクを夢見るジョン。アンドリュー・ガーフィールド演じるジョンの青春が瑞々しく活写される。原作は「レント」を手掛け演劇界に革命をもたらしたジョナサン・ラーソンの自伝ミュージカルで、監督はピューリッツァー賞やトニー賞を受賞した経験のあるリン=マヌエル・ミランダ。『ラストナイト・イン・ソーホー』の公開が控えるエドガー・ライト監督も大興奮したという一作だ。11月19日よりNetflixで独占配信。
『ローベルト・ヴァルザーとの散策』を読む。

カール・ゼーリヒ(著) ルカス・グローア他(編) 新本史斉(訳)
我らが三宅唱監督作『きみの鳥はうたえる』にも、その著作がちらりと映ったドイツ語圏スイスの作家、ローベルト・ヴァルザー。彼は作中に散歩シーンを描いたことで知られるが、その人生にも散歩は欠かせなかった。本書で綴られるのは、晩年のヴァルザーと著者が散策しながら語り合ったこと。「わたしたちが為すべきは散歩です。あなたもそう思いませんか?」って、ヴァルザーさん、まるでシティボーイみたいなことを言いますな! ¥4,180/白水社
「ル・パルクの色 遊びと企て」ジュリオ・ル・パルク展@銀座メゾンエルメス フォーラム

光や動力を取り込んだキネティック・アートやオプ・アートの先駆的存在で、公共の場における観客の参加を促す作品を展開した視覚芸術探究グループ(GRAV)の設立メンバー、そして、活動初期から継続する色の可能性を探求した幾何学的な抽象画で知られるジュリオ・ル・パルク(1928年アルゼンチン、メンドーサ生まれ)による日本での初めての個展「ル・パルクの色 遊びと企て」ジュリオ・ル・パルク展が銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催。またとない機会なのでぜひ足を運ぼう。休館日等はHPで要確認。