ナレーション:國村 隼
INDECKS PHOTO EXHIBITION@THE PLUG

守本勝英、Changsu、Laurence Keefeの3名が、創業40年近いプリント専門会社シルクマスターが運営するスケートデッキプリントサービス「Silkmaster SB」を利用してプリントした作品展。写真を見られるのは11月21日まで!
11月のフードカレンダー(チャオ カイ サテとチェーチュオイのセット)

食べ過ぎて胃を休めたくなった時は、ベトナムローカルフード店『Chè 333』でチャオとチェーチュオイを。チャオとはお粥、チェーチュオイはぜんざい風デザートのこと。レモングラスと干し海老のベトナム風食べるラー油、そしてハーブで爽やかに味付けされた鶏だし中華粥と、ココナッツミルクとバナナが入ったほんのり甘くて温かいデザートを食べたら寒い冬もなんとかなる。
インフォメーション
Chè 333
店名の333は「バーバーバー」と読み、ベトナムで幸運を意味する数字。ベトナム製の器は併設の雑貨店『333』で購入可能。チャオとチェーチュオイのセットは冬季限定。終了時期は未定。◎目黒区鷹番3-18-3 ☎︎03・6412・8866 11:00-20:00(LO19:30) 水休
『ボストン市庁舎』フレデリック・ワイズマン(監)を観る。

ボストンはだいたい函館と同じくらいの緯度に位置するので、頭上には抜けるような群青色の空が広がっている。そんな青空の下、トランプ政権時代の市庁舎に密着したドキュメンタリーだ。移民と多様性の街を謳っているボストンらしく、いろいろな出自の人がリベラルに議論している風景が中心に描かれ、トランプ時代のアメリカにもこういう街があったんだなぁと少し安心する。とは言え、ただ真面目なだけのドキュメンタリーというわけでもなく、荷物検査の場面では検査する人の手のアップが映画的としか言いようがない感じで撮られたりするんだから、さすがドキュメンタリー界の“生ける伝説”ことフレデリック・ワイズマン監督だ。11月12日より全国順次公開。
『映画論の冒険者たち』を読む。

堀潤之、木原圭翔(編)
サイレント期から現代に至るまで、映画はもう本当にバラエティ豊かな仕方で語られてきた。本書では中でも独創的な映画論者21人が紹介された入門書。ラインナップは、ベーラ・バラージュ、アンドレ・バザン、セルジュ・ダネー、クリスチャン・メッツ、ジル・ドゥルーズ、そして日本からは蓮實重彦と、映画について考える上で避けては通れぬ人ばかり。映画をより深く楽しむためのヒントがここにはきっとある。¥4,180/東京大学出版会
「ル・パルクの色 遊びと企て」ジュリオ・ル・パルク展@銀座メゾンエルメス フォーラム

光や動力を取り込んだキネティック・アートやオプ・アートの先駆的存在で、公共の場における観客の参加を促す作品を展開した視覚芸術探究グループ(GRAV)の設立メンバー、そして、活動初期から継続する色の可能性を探求した幾何学的な抽象画で知られるジュリオ・ル・パルク(1928年アルゼンチン、メンドーサ生まれ)による日本での初めての個展「ル・パルクの色 遊びと企て」ジュリオ・ル・パルク展が銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催。またとない機会なのでぜひ足を運ぼう。休館日等はHPで要確認。