カルチャー
野生のキノコを一緒に採って食べてみませんか?
エデュケーション・クラブ Vol.1/秋のキノコ狩り
2025年8月22日
edit: Masaru Tatsuki
text: Fuya Uto
cooperation: Kei Sato (Shateki Inc.)
「エデュケーション・クラブ」とは、POPEYEが作ってきた記事や企画を授業形式でお届けするイベントです。
雑誌作りと同じように、「好奇心」を軸にいろいろな年代、性格、暮らし方の人が集まる出入り自由の学びの空間を目指しています。
「エディケーション・クラブ」の初回は、そんな謎だらけのキノコが豊富に自生する岩手県を舞台に、プロの方と一緒に山へ入り、採って、品評し、食べてみて、持ち帰るフィールドスタディを開催します! 講師は岩手県を中心にキノコの見分け方の指導や調査を行っている菅原徹さんと、料理家の平塚章延さん。企画から当日のイベントまで伴走していただいているのは、岩手県北上市のローカルクリエイティブカンパニー〈祭り法人 射的〉が運営する〈くらしごとユニオン〉。
教えてくれる人
菅原徹
すがわら・とおる|1987年、岩手県生まれ。〈7UPキノコ〉主宰。18歳のころにはじめて祖父と山へ入って以降、キノコと山菜を生活の一部とする日々を送る。「盛岡つどいの森」や県内各地の緑化センターなどで、キノコの見分け方指導や展示など幅広く活動中。岩手菌類研究同好会所属。スタッフとして働く『the campus』ではキノコ&山菜ハントツアーも開催している。
Instagram
https://www.instagram.com/tttsugawara/
平塚章延
ひらつか・あきのぶ|1979年、宮城県生まれ。高校卒業後、アジアや南米など世界中を約8年間放浪する。実家が広島風お好み焼き店を営んでいたこともあり自然と料理の道へ。現在は『the campus』のシェフとして地元の食材と向き合う日々を送る。菅原さんとキノコ狩りユニット〈山幸ブラザーズ〉としても活動中。
くらしごとユニオン
岩手県北上市を拠点とする〈祭り法人 射的〉が母体のコミュニティサービス。地方を拠点に創造的に暮らす方や、これから営もうとする方々へ向けた商品化&事業化支援を主に行う。「地域に暮らす人・企業などとの協働により、地方ならではの地域課題をおもしろく解決し、地域に新しい価値を創造していきます」。Podcast「くらしごとRADIO」も配信中。
Official Website
https://kizashi-kurashigotounion.jp/letter/kizashi/241129/
Podcast
https://creators.spotify.com/pod/profile/kurashigotoradio/
日時:10月4日(土)
集合場所:「岩手県民の森ふれあい学習館」
〒028-7302 岩手県八幡平市松尾寄木1-515-5
イベントでやること
1:キノコを採る
国立公園「八幡平」の山道を歩いて、自然観察をしながら、自由にキノコを採ってみましょう。ルートはどこも緩やかな傾斜なので気負わずに、山道を散歩するくらいのテンションで大丈夫です。道中に発見したキノコの詳細や山の植生を随時菅原さんが解説してくれます。
2:品評会
毒キノコなのか、食べられるのか。はたまた食べられるけど美味しいのか、美味しくないのか。どういう木に生えているのか、見つけるためのポイントなど、採ったキノコをずらっと並べてみて、図鑑や資料を参照しながら解説します。毒々しい紫色のキノコが実は美味しかったり、ナッツのような食感のキノコがあったりと特徴はさまざま。もちろん、家に持ち帰るのもOK。下処理や保存方法は菅原さんが、美味しい食べ方についてはシェフの平塚さんが教えてくれます。
3:試食
採れたてのさまざまなキノコを試食! 今回は2種類のスープを飲み比べてみましょう。濃厚な出汁と噛むごとに旨みが押し寄せる本物のキノコをダイレクトに感じてみてください。キノコの炊き込みおにぎり&味噌汁もご用意しています。
・ここからは、イベントを運営する「くらしごとユニオン」の「キザシONLINE SHOP」に移行します。
・イベントの運営に関するお問い合わせは「祭り法人射的」宛にお願いいたします。
●当日のタイムスケジュール
11:00 受付開始
11:20 キノコ狩りスポットへ移動
11:30 キノコ狩り
13:30 品評会&試食(2種類のキノコスープの飲み比べ、おにぎり付き)
15:30 解散
●参加特典
受講の証として特製ワッペンを2枚プレゼント。デザインは「フェンバーガーハウス」館長のロジャー・マクドナルドさん。トートバッグや帽子などに貼って楽しんでください。
左/「エデュケーション・クラブ」の校章。 右/キノコ狩りの授業専用の一枚。販売はしません。
●募集人数
20名
※⼩学校3年⽣以上 未成年者は保護者同伴必須
●料金
¥9,900(tax in)
●服装
長ズボン、長袖のアウター、長靴(または歩きやすい丈夫な靴)でお越しください。
※スボンは厚手のデニムやチノパンでOK。ナイロンやポリエステルなど、シャカシャカした素材だと葉や土が付きにくいので尚よし。
※⿊い服は⾍が寄って来やすいので避ける。
●持ち物
帽⼦、⼿袋、サングラス、カッパ、虫除けスプレー、タオル、水筒。
※「腰カゴ」があれば、収穫したキノコを入れるときに便利なので尚よし。お持ちでない方は当日レンタルできます。
※手袋は「背抜き⼿袋」(⼿のひら側だけがゴムになっていて、 指が動かしやすく通気性の良いもの)があれば、採る際によりキノコを傷つけないのでオススメです。
※「熊鈴」もあれば尚よし。
●集合場所・岩手県八幡平市「県民の森 森林ふれあい学習館」までの行き方(関東在住の場合)
①新幹線とレンタカー。
新幹線で東京駅から盛岡駅へ→レンタカーに乗り、約50分で到着。
②車で行く。
内陸の東北道or海側の常磐道。
※休憩含めて約7時間なので、友達やパートナーと乗り合わせで来ることをオススメします。
③交通機関のみで行く(盛岡駅から路線バスを利用)。
新幹線で東京駅から盛岡駅へ→盛岡駅から「岩手県北バス 八幡平温泉郷・松川温泉・八幡平頂上方面」に乗車約90分。→八幡平温泉郷で下車し、徒歩12分で到着。
※バスの時刻表はこちら
※毎年10月にダイヤ改正がありますので、イベント直前にご自身でお知らべいただくようお願いいたします。現状のダイヤでは、9時10分発〜10時11分着、帰りは16時45分発〜18時10分着で運行しています。
●天候によりキノコの出が悪く十分に採れない場合
お⼟産⽤の乾燥キノコを、品評会用に産直購入のキノコをご⽤意しています。⼭歩きと座学は実施。“南方熊楠”的フィールドワークをご案内します。
予習MEMO
なぜ岩手県には多様なキノコが生えているのか?
地球一大きい生物はキノコ?!
岩手県で「キノコ狩り」は、古くから地元の方の生活の一部として親しまれています。それは、県土の南北に走る2つの山地「奥羽山脈」と「北上高地」と、それらに挟まれるように流れる「北上川」が大きく関係しています。針葉樹と広葉樹が共に繁茂し、後者の川がその森に湿度という潤いを与えることで、自然とキノコの生育に最適の環境に。中でも、会場となる「八幡平」は特に種類が豊富な山なので、キノコ狩りの入門にぴったりです。
「当日はたくさんのキノコを通して、自然観察も楽しんで欲しいですね。そもそも、キノコは地球一大きい生物でもあるんです。僕らがイメージするフォルムは成長した一部で、地中には母体となる菌糸体が張り巡らされています。その菌糸体はゆっくりと長い時間をかけて木を倒したり、もともと枯れた木の根に広がり、森全体で循環を繰り返しながら繁殖しているんですよ」と菅原さん。つまり森がキノコであり、キノコが森……! 当日はこのような深遠なるネットワークを持つキノコの世界を、トレッキングしながら一緒に体感していく授業となっています。
・ここからは、イベントを運営する「くらしごとユニオン」の「キザシONLINE SHOP」に移行します。
・イベントの運営に関するお問い合わせは「祭り法人射的」宛にお願いいたします。
イベント前後に楽しんで欲しい岩手県のおすすめスポット
宿をはじめ、飲食店や温泉など、POPEYE Web編集部のオススメをご紹介。魅力的なスポットが山ほどあるので時間に余裕があれば、当イベントを起点に秋の旅行を楽しんでくださいませ〜♨️🍚🍜🏨🔥🧖
会場は黄色、宿泊施設をはじめとするお店はPマーク。
八幡平市近郊
🏨松川温泉峡雲荘
(https://kyounso.jp/)
🏨ANAクラウンプラザリゾート安比高原
(https://www.appi.co.jp/stays/ana-crowne-plaza-resort-appi-kogen/)
🏨ANAインターコンチネンタルリゾート安比高原
(https://www.ihg.com/intercontinental/hotels/jp/ja/hachimantai/axtap/hoteldetail)
🏨八幡平マウンテンホテル
(https://www.hachimantai.co.jp/stay-hotel/)
会場となる八幡平は岩手山の北峰に位置するから、コンビニがほぼない。そこで覚えておいて欲しいのがこちら。飲み物はもちろん、おにぎりやパンなど大抵のものは揃う。ロゴもクール。
北上市
「縄文の森」をフィールドにするアウトドア複合施設。広大な敷地には、キャンプサイトをはじめ、一棟貸しのヴィラ、コテージ、売店、カフェ、サウナがある。外気浴スペースもウッドデッキで設計されていてひとりがけ用の椅子も充実。(https://the-campus.jp/)
お酒とたばこの専門店。地酒や巻きタバコだけでなく、山路酪農の極上の牛乳やヨーグルト、オーガニックなご当地マヨネーズ、レジ横にはしれっとクマ鈴も販売。子供の落書きが描かれた一点ものの紙のレジ袋もかわいい。(https://marushow358.jimdofree.com/)
地元の人に愛される天然酵母の手作りパン屋。チキンやサバなどがサンドされた惣菜系、スイーツ系、カレーパンや揚げパンなど、あらゆる種類が揃う。味はもちろんだが、何より素晴らしいのは珈琲とカルピスが無料で何杯でも飲めること。(http://michel.jp/?page_id=921)
午前中には完売することも多い極上のチーズケーキが味わえるロシア料理店。カリッと焼き上げられたクッキー生地に閉じ込められているのは、自社工場で製造した濃厚なチーズ。お土産にも喜ばれること間違いなし!(https://troika-kitakami.com/fr/6)
北上山地の麓にある縄文時代中期の集落跡。ストーンサークルと呼ばれる石が円形に配置された墓(または祭祀場)、復元された竪穴住居が点在する。夕暮れに行くと、山々に夕日が沈みながら目の前に広がる田んぼに色を移す。大昔にタイムスリップしたような原風景をご堪能あれ。(https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/137634)
花巻市
かの宮澤賢治ゆかりの地として知られる、築200年以上の湯治場。内湯もあるけど、露天風呂にぜひ行ってみて欲しい。豊沢川に面していて、ゆったりと湯に浸かりながら眺める清流は格別。建物内にある食堂「やはぎ」の定食も定評。(https://www.oosawaonsen.com/touji/)
宿の象徴である「白猿の湯」は、深さがなんと平均1.25mもある天然岩風呂。階段を降りてたどり着く造りも見事だけど、立ったまま浸かる独特な入浴体験はそうない。湯船の底から湧き出す源泉と水深からくる湯圧が体を芯から温めてくれる。(https://namari-onsen-ryokan.com/spa/)
長崎県波佐見町と花巻市を行き来する陶磁器デザイナー・阿部薫太郎さんが教えてくれた焼肉屋。田んぼの中に突如現れる立地もさることながら、スナックが併設された店構えも面白い。上の2つの温泉に浸ったあとのご飯処としてもどうぞ。
東北で唯一のかけ流し「炭酸泉」を楽しめる。浸かり方は単純明快、10〜15分ほどじっくり浸かるのみ。ぬるま湯なのだけど、じわじわと体の内側から温まってくる不思議な感覚に驚くはず。サウナもある。(http://www.towa-spa.co.jp/)
盛岡市
🏨ととと
(https://bokunohosomichi.fun/)
盛岡冷麺の御三家と称されるほど県内外で知られた存在なのだけど、やっぱりここの冷麺は外せない。ほどよい酸味のキムチとグニョっとしたコシのある麺がベストマッチ。スーパーでインスタントの冷麺セットを見かけると、お土産として在庫があるだけ買い占めるのは言うまでもない。(https://www.pyonpyonsya.co.jp/shop/shop01/)
今回イベントを共催する〈射的〉の編集者・佐藤啓さんリコメンドの旅館。新幹線が通る盛岡駅から程近いにもかかわらず、周囲は閑静かつリーズナブル。興が乗ると、部屋に看板犬が遊びに来るとか。(https://kumagairyokan.com)
奥州市
古道屋『FUCHI』と雑貨屋『ya.』の2つのお店が同居する蔵。解体する建物からレスキューした玉石混合のブツが並ぶ中でも目を引くのが素朴な佇まいの籠。形も大きさも様々。年々作り手が減少しているから、発見したら迷わず買うべし。(https://www.instagram.com/yolisul.fuchi/?hl=ja)
遠野市
🏨遠野クイーンズメドウ・カントリーハウス
(https://qmch.jp/)
ガソリンスタンド跡地をリノベーションした、多国籍料理がベースのカフェ&酒場&セレクトショップ。美味いのはもちろんだけど、土曜日の20時以降になると飲食店がこぞって閉店する遠野で深夜まで開いているから超ありがたい。(https://www.instagram.com/noto_general_store/?hl=ja)
遠野市の北部に聳える「早池峰山」を霊峰として祀っている日本有数の聖域。スピリチュアルに興味がなくても、行けばわかるはず、きっと。(https://tonojikan.jp/tourism/hayachine-shrine/)
馬産地である遠野を代表する神社。かつてこの地の人々は生活を支えてきた馬を大切に、繁殖と健やかな成長を願ってお参りをしてきた歴史を持つ。境内には数多くの絵馬が奉納され、馬頭観音の石塔が立つ。(https://tonojikan.jp/tourism/arakawakomagatajinja/)
ちなみに、まだ行けていないけど、気になっているスポットはこんな感じ。
・B&Bやまがら文庫
https://www.tono-yamagara.com/
・遠野食肉センター
https://tonosyokunikucenter.jp/
・元祖 平壌冷麺 食道園
https://shokudoen.com/
・千貫石温泉 湯元東館
https://senganishi-azumakan.com/
では、みなさまのご参加を心よりお待ちしています!
9月には、会場となる「八幡平」でサマーポルチーニ狩りをしたレポート記事も公開しますので、現場の空気感を感じ取ってもらえたら嬉しいです。
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