万博記念公園内にある世界の民族文化にまつわる充実した展示でお馴染みの「みんぱく」こと国立民族学博物館。現在開催中の展示が「フォルモサ∞アート──台湾の原住民藝術の現在(いま)」だ。この展覧会では国際的に評価を得ている12名の台湾原住民藝術家たちの作品を鑑賞することができる。オーストロネシア語族にルーツを持ち、現在では政府に公式に認定された16の原住民族とその他多数の民族集団からなる台湾原住民の人々。豊かな自然によって育まれた建築、衣装、儀式、口承文学などの文化や芸術は力強く、各原住民族間で独自性がある。12名の芸術家たちの伝統と現代的なアプローチが巧みに掛け合わさった唯一無二の表現に圧倒されること間違いなし。期間中は台湾原住民アート史やその世界観に関するイベントも計画されているのでこの機会にぜひ直接見て学び、楽しみたい。
ちなみに、来年3月から開催予定の特別展「シルクロードの商⼈(あきんど)語り―サマルカンドの遺跡とユーラシア交流―」に先駆け、ウズベキスタンの世界遺産「カフィル・カラ遺跡」より出土した考古遺物の日本初公開を目指してクラウドファンディング(https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/63237)も実施中。興味ある方はぜひチェックを。
インフォメーション
フォルモサ∞アート──台湾の原住民藝術の現在(いま)
会期:9月18日(木)〜12月16日(火)
場所:国立民族学博物館 本館企画展示場
時間:10:00~17:00(入館は 16:30 まで)
休館:毎週水曜日
料金:一般780円、大学生340円、高校生以下無料
Official Website
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/60413
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