たまに見上げた夜空に満月が浮かんでいるとかなり嬉しいものだけど、そんな毎月の満月をテーマに、ZINEまで作っちゃったのが写真家のレレ・サヴェリだ。彼はDIYカルチャーの始まりとも⾔われる「8-Ball Community」の共同設⽴者でもあり、今⽇に繋がれているZINE カルチャー、アートコレクティブを語る上での最重要人物とも目される人。そんな作家が、⾃⾝の⽣活における⽉の影響を視覚的に記録することを目的に、その⽉に経験したこと、出会った⼈々や場所、周囲の⾵景などを記録したZINEプロジェクトが「Luna」だ。
このビジュアルアーカイブシリーズのインスタレーション「Luna 10 Years」が、代々⽊⼋幡の「Hi Bridge Books」にて開催中。店内では2014年10⽉から2024年10⽉までに制作された全124冊のZINE を⾃由に観覧できるほか、その全124冊のZINEを収録した『Luna 10 Years』(2025/Dash WoodBooks)も数量限定で、国内ではどこよりも先に発売! 日本での開催もここだけだからこそ、彼の思考に触れる貴重な機会となっている。お見逃しなく!
インフォメーション
Lele Saveri. < Luna 10 Years >
会場:Hi Bridge Books
会期:6⽉11⽇(⽔)〜 7⽉6⽇(⽇)
※住所⾮公開の場所なので、詳細はインスタグラムをチェック。
※アポイント制。インスタグラムのDMより連絡を。
Official Instagram
https://www.instagram.com/hi_bridge_books/
21:00〜日本テレビ『金曜ロードショー「火垂るの墓」』を見る。
「火垂るの墓」高畑勲(監)/1988年/日本/野坂昭如(原作)。原作は、神戸の大空襲を体験した野坂昭如による直木賞受賞作。戦争の愚かさと哀しさを高畑勲監督が描いた、いのちの物語。

「夏祭り能楽堂」に行く。
GINZA SIXの地下3階に能楽専門の公演場があるのは知ってた? その名も『観世能楽堂』。能というと少しハードルが高いと思った人でも大丈夫。「夏祭り能楽堂」という楽しげなイベントを開催中だ! 観...

「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」に行く。
写真は、人々の日常から克明な惨禍の記録まで、様々な歴史の瞬間を今に伝えてきた。本展でフォーカスされるのは、広島の原爆被害の実態だ。第2次世界大戦末期の1945年8月6日、人類史上初めて米軍によって広...

「Hello? BOOK&ZINE GATHERING by 1LDK e.s.」に行く。
オバマ元大統領やビル・ゲイツらがそのリストを公開することでも度々話題にあがるが、欧米では「サマー・リーディング」なんて文化がある。その名の通り、夏に本を読もうという習慣こと。今年のサマー・リーディン...

水谷太郎「12000」に行く。
夏の暑すぎる太陽の「光」から逃れながら、こちらの展示はいかがだろう。ファッションフォトグラファーとして国際的に注目を集める写真家・水谷太郎さん。ファッション誌、コマーシャルフォト、アーティストのポー...