21世紀に突入して以後の中国の怒涛すぎる歩みが、ひと組の男女の数十年にわたる腐れ縁を通して綴られる。まだ2人が若かった頃、廃バスで繰り広げられるやりとりが忘れがたい。ドアから出て行こうとする女を男が引き戻すというアクションが、「ちょっと多くない?」って突っ込みたくなるほど繰り返されるのだから。しかし、それでもなお出て行く女の固い決意が、ラストの爽やかな疾走を準備していたのだと気づいた瞬間、涙が溢れた。テーマがテーマなので、Smile.dkの「バタフライ」(ダンスダンスレボリューションのやつね!)が流れるY2K映画の側面もあるよ。5月9日より公開。

『両膝を怪我したわたしの聖女』を読む。
著者の故郷でもあるスペインのカナリア諸島を舞台に、2人の少女の純粋無垢さとはほど遠い、荒唐無稽な夏の物語が活写される(よく読めば、現在流通している言葉のイメージとは異なり、意外と不潔な『ロリータ』の...

『We Live in Time この時を生きて』 を観る。
離婚して失意のどん底にいるトビアスと、気鋭の料理人のアルムートが、”衝撃的なアクシデント”を通して出会い、紆余曲折を経て恋に落ちる。しかし、幸せな時間は長続きせず、アルムートは病に侵される。よくある...
22:00〜NHK総合『映像の世紀バタフライエフェクト』を見る。
「ヒロシマ 世界を動かした2人の少女」 担当ディレクターによる「バラフライブログ」も必読!
24:10〜テレビ朝日『見取り図じゃん』を見る。
見取り図が大阪時代からお世話になってきた東野幸治が見参し、オリジナル「天下へやるな3ヵ条」を伝授する。 6月スタートしましたねー! 天候がはちゃめちゃはこの季節は体調にも気をつけて頑張りましょ〜。

濱愛子「M e m / o / r a n / d u m」出版記念展覧会に行く。
イラストレーターの濱愛子さんによる、「1日だけの」展覧会が開催。作家の母が50年以上も前に記したノートを偶然見つけたことにより始まった制作プロジェクト「M e m / o / r a n / d...