TODO

空間と作品 @アーティゾン美術館

ART

美術館の展示室に整然と並ぶ美術品たち。それらの作品の出自を振り返ってみると、最初から美術館のために制作されたわけじゃなく、邸宅の建具として作られたり、プライベートな部屋を飾るために描かれたりと、作品を所有する人との関係によって生み出されていることがしばしば。展示室にたどり着くまでに、長い長い時を何人もの手を渡って受け継がれてきたものだってある。本展はそんな「美術品が在ったその時々の場を想像し、体感する」ことにフォーカスし、モネ、セザンヌ、岸田劉生、琳派などなど充実の石橋財団コレクション144点を紹介。美術品がどのような状況で生まれ、どのように継承されたか、趣向を凝らした展示空間でイメージを膨らませることができる。作品そのものだけじゃなく、美術館の役割や美術品のあり方についてまで考えを巡らせてみたい。QRコードで読み込める学芸資料や、アプリで聴ける無料の音声ガイドなどが利用できるため、家にスマホとイヤフォンを忘れないように!◯会場:アーティゾン美術館、会期:2024年7月27日(土)~10月14日(月祝)、時間:10:00~18:00(※毎週金曜は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)、料金:ウェブ予約チケット1,200円(窓口販売1,500円)、大・専・高校生はウェブ予約で無料、中学生以下/障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は予約不要で無料※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットを販売。、休み:月曜日(8月12日、9月16日、9月23日、10月14日は開館)、8月13日、9月17日、9月24日