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樋口一葉の初期小説 @台東区立一葉記念館

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樋口一葉といえば5千円札がパッと思い浮かぶ。金額のせいか良いイメージがなんとなくあるけど、一葉の人生はというとお金には恵まれず、24歳でその生涯を終えた苦労の人。19歳で小説を書いて家族を養おうと決意して以来、自ら人脈をつくり、わずか5年ほどの執筆期間に22編の小説を世に出した。デビュー作「闇桜」から、下谷龍泉寺町在住時に書かれた「花ごもり」までの10編に焦点をあてた本展では、苦悶と成長の軌跡を追うことができる。そろそろ新紙幣へと移行する今年だからこそ、彼女がどんな人だったかを知り、思いを馳せてみるのはどうだろう! 一葉記念公園の桜も見頃だ。◯会場:台東区立一葉記念館、会期:2024年3月16日(土)〜5月12日(日)、時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)、休み:月曜日(祝休日の場合は翌平日)、5月13日(月)~17日(金)、料金:一般300円/小中高生100円