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『デイヴィッド・リンチ 幻想と混沌の美を求めて』 イアン・ネイサン(著) 中山宥(訳)

先日、スーパーボウルの合間に流れた紙製品ショップのCMで、なぜかナレーションを務めていたリンチ。去年はスピルバーグの『フェイブルマンズ』で、なぜかジョン・フォードを演じていたリンチ。そのたび、「この人は自作の外でもやることが計り知れない」と、いい意味で思ってきたものだが、彼の独自すぎる作家性を解き明かす本書を読めば、少なくとも自作の「計り知れなさ」が少しはクリアになる……はず! ¥3,520/フィルムアート社