「50年前の夢をのせた駅前」
『ラストナイト・イン・ソーホー』エドガー・ライト(監)を観る。

“コルネット三部作”(『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』)など、コメディの印象が強いエドガー・ライトの新作は、血みどろのSFサイコ・サスペンス。ファッションデザイナー志望の女性が、60年代のロンドンにタイムスリップしてしまうところから始まる、マリオ・バーヴァfeat『ミッドナイト・イン・パリ』的な1作だ。監督に決行したインタビューが、後日このウェブにもアップされるので、お見逃しなく! 12月10日より全国公開。
『ザ・レインコーツ──普通の女たちの静かなポスト・パンク革命』を読む。

ジェン・ペリー(著) 坂本麻里子 (訳)
1979年にロンドンで結成された4人組女性バンド、ザ・レインコーツって知ってる? 個人的には、90年代ラブコメの金字塔『恋のからさわぎ』で、ヒロインのカトリーナが好きだったフェミニスト思想に根ざした女性バンドくらいのイメージしかなかった。そんな彼女たちの詳細な来歴が綴られた本が出たので、これは読まなくては。¥2,530/Pヴァイン
12月のフードカレンダー(『T.I.E.S』のホリデー菓子ギフト)

年末年始にあやかって甘いものをたくさん食べたい。可愛過ぎるお菓子は照れくさいけれど適度に可愛さも味わいたいワガママなメンズには、程よくカジュアルな見た目の『T.I.E.S』のホリデー菓子ギフトを。右上から時計回りにキャラメルナッツクッキー、ラムレーズンサンド、自家製グラノーラ入りウサギ型ホワイトチョコ、ヘーゼルナッツチョコクッキー。どれも一口でパクパクいける。
インフォメーション
T.I.E.S
ワーキングホリデーで世界の食文化を体験したのち、都内人気菓子店で修行をしたお菓子作家の青山さんがスタートしたお菓子ブランド。2017年から工房を構える。ギフトは、ご自身の営むオンラインショップ『mámpfən grocery store』で今月12日から販売開始。