ファッション

W・デイヴィッド・マークスが考える良いセンスの持ち主たち。Vol.2/ローレン・イエイツ

2024年1月26日

本人もアウトドアで使ってきたメンズウェアの機能性を引き出して女性服を革新する。

LAUREN YATES
Fashion Designer
ローレン・イエイツ|1989年、香港生まれ、タイとオーストラリア育ち。モデル活動の後、ナイジェル・ケーボンの指導のもとで、2015年にヴィンテージのメンズウェアからヒントを得たレディスブランド〈W’MENSWEAR〉を立ち上げた。

 アウトドアギア、ミリタリー、ヴィンテージに深い造詣があるため、世界中の男女両方に影響を与える稀有なドレッサー。アウトドア・ライフの一部としてこれらの服を着て育った彼女の創造性は、その過去の百科事典的とも言える知識に基づいている。そして、生涯サーファーでありキャンパーであるローレンは、服が非常にカラフルで表現力豊かになったとしても、常に服と本当の生活のつながりを維持している。どの衣装も見た目の美しさを提供するだけでなく、彼女の個人的な物語を伝えている。

暖かい気候において、適切な着こなしをするというのは不可能な挑戦であることが多い。しかし彼女は、オレンジのヴィンテージTシャツ、特徴的なカットの白いパンツとトラッカーキャップなどのアイテムだけを使用することで、自分自身を表現することに成功している。
迷彩柄のハンティングジャケットとオリーブズボンという古典的なメンズウェアのアイテムを取り入れたスタイル。彼女の特性によって、このアンサンブルを紛れもなくレディスウェアに変えるプロポーションが実現している。

プロフィール

W・デイヴィッド・マークス

W・デーヴィッド・マークス

1978年、アメリカ・オクラホマ州生まれ、フロリダ育ち。日本在住は20年以上。日本洋服文化史の『アメトラ』と総合文化論の『STATUS AND CULTURE』の著者。

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