フード

東京おにぎりパトロール。Vol.5

2023年10月14日

photo: Naoto Date, Yutaro Tagawa, Kazufumi Shimoyashiki
text: Ken Miyamoto, Keisuke Kagiwada
edit: Ryoko Iino
2016年8月　832号初出

#おにぎり

代々木／おひつ膳田んぼ

経木での持ち帰りで米は甘いと知る。

　創業した20年前から自身で田んぼを持つ徹底ぶり。週替わりの米は魚沼産コシヒカリや置賜産つや姫など、精米したてが4種類。ホカホカももちろんうまいが、経木に包んでの持ち帰りもまた一興。なぜか？　いい具合に熱を吸収するから、米の甘みが格段に違うのだ、本当に。しゃけいくら（¥290）、もろみじゃこ、こんぶ（各¥230）

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おひつ膳田んぼ

◯東京都渋谷区代々木1-41-9　☎︎03・3320・0727　8:00～20:00　無休（田植え、稲刈りでの休業情報はHPにて）

広尾／おおひら

たらマヨも納豆も。僕たちの元気の源！

　いつも編集部、否、隊員がお世話になっているのは決して早朝から開いているからではない。たらことゴマのプチプチ、マヨネーズのまろやかさが最高なたらマヨ（¥160）の虜だからだ！　ツワリのときにここのおにぎりしか食べないという妊婦さんの常連もいるらしい。覚えておこう。納豆（¥150）、たらこ（¥140）、からあげ（¥80）

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おおひら

金曜日はお寿司を販売。水曜日はそぼろを販売。

◯東京都港区南麻布3-22-12　☎︎03・3442・5654　5:30～売れ切れ次第（早くて12:30に売り切れ）　土・日・祝休

不動前／東印度咖喱商会

なぜなかった？人気者×人気者。

　5年前から遊び心で始めたという、スパイスと出汁で炊き込んだカレーおにぎり。日々スタッフが想像を爆発させ新メニューを開発し続け、今までに100種類以上が誕生。名物の豚カレーおにぎり(¥250)をベースに、セロリ（¥200）やマグロハンバーグカレー（¥250）など、未知で美味な世界を探検しよう。まずは不動前に住むか。

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金井米穀店

改札にもカレーの香りが漂うほど駅チカ。　

◯東京都品川区五反田4-32-15 石井ビル1F 　☎︎03・3495・4474　7:00～売り切れ次第終了　不定休

学芸大学／愛米家本舗

米を毎日選ぶ姿は、もはやベテランDJ。

　目黒いち古いお米屋さんの3代目が、お米を愛しすぎて、米の個性を知ってほしいがために始めたおにぎり屋さん。だから、毎日米が替わり、この日は宮城県産つや姫。とんねるずの「食わず嫌い」のお土産ランキングに入った黒米おにぎりをミーハー心で食べたら、一瞬でファンに。

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愛米家本舗

キッチンカーでの販売を始めたそう。

◯東京都目黒区中央町1-3-8　☎︎03・3712・7025　9:00〜18:00　土9:00〜12:00※売り切れ次第終了　日・祝休

学芸大学／飯塚精米店

丸く、小さく、優しい。ラップ系にぎりの頂点。

　昭和27年創業、親子2代で営む精米店は、おにぎりのためのオジリナル精米「おにぎりくん」まで作ってしまった！　父・飯塚豊司さんが握るおにぎりは三角なのに丸く、小さい。豊司さんの優しい人柄そのままだ。ラップに包まれたおにぎりだから、あったかみはなおさら。まずは塩むすび（¥120）から。納豆（¥150）、すじこ（¥180）

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