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渋谷の空を見上げれば。

Burberry & Pop Trading Company

2022年6月1日

photo: Reiko Toyama
styling: Satoshi Kamei
grooming: AMANO
edit: Koji Toyoda

ボーダーTシャツ¥83,600、コットン素材のフットボールスカーフ¥52,800、キャップ¥52,800(すべてバーバリー & ポップトレーディングカンパニー/バーバリー・ジャパン☎️0066・33・812819)

バーバリーのコラボコレクションの舞台は渋谷だ。

ウール素材のジップジャケット¥125,400、コットンフランネル素材のボタンダウンシャツ¥74,800、ショーツ¥99,000、ニットバケットハット(日本限定)¥74,800(すべてバーバリー & ポップトレーディングカンパニー/バーバリー・ジャパン☎️0066・33・812819)

ガーッ、カッコン。渋谷は夜になると、スケボーの乾いた音がどこからともなく響いてくる。昼間はなりを潜めたスケーターたちが、渋谷という坂とアスファルトだらけの“スケートパーク”を縦横無尽に駆け回る。〈バーバリー〉と、アムステルダムのスケーターブランド〈ポップトレーディングカンパニー〉の初めてのコラボレーションは、日本のナイトスケートカルチャーがテーマだ、と聞いて驚いた。ご覧の通り、今回のコレクションは、そんなスケーターが遊び場にするコンクリートを連想するグレーに、ブラック、レッドのシックなカラーが中心。オーリーにフリップをメイクする際に俊敏なスピードで動かす下半身や、それに連動する上半身が窮屈にならぬようラージなサイズ感なのだが、アイテム自体はボーダーTにコーチジャケットに、チェック柄のハットやシャツなど、お行儀のよろしいラインナップ。英国紳士のDNAをきっちり受け継いだスケートウェアってわけなのだよ。さて、スケボーもいいけれど、渋谷の夜を満喫するなら、星を見るのも楽しいよ。渋谷で星が見えないって? この街にはいいプラネタリウムがあるんだよ。

ずっと昔から渋谷はプラネタリウムの街だった。

「コスモプラネタリウム渋谷」を中心に北の方角には、「渋谷スクランブルスクエア」。雲のように夜空を彩るのは天の川だ。○東京都渋谷区桜丘町23-21 渋谷区文化総合センター大和田12F ☎️03・3464・2131  12:00〜最終投影開始19:00、土・日・祝10:00〜最終投影開始19:00 ※プログラムは1回40分(土日祝の11時と13時の回はキッズタイムとなり投影時間は30分)。詳しくはHPにて。入場料は大人1人¥600

そうそう、渋谷は、かつて東口にあった東急文化会館の最上階に「天文博物館 五島プラネタリウム」(1957年創業)が鎮座していた時代から、プラネタリウムの街だった。‘90年代はビッグな洋服に身を包んだスケーターやシティボーイも暇ができると星を眺めに行っていたような気がするが、その文化を引き継いだのがこの「コスモプラネタリウム渋谷」。ここの何がいいって、夜(19時からの回がラスト)もやっていて、宇宙の時事ネタを織り交ぜながら、星空のあれこれを解説員が優しくレクチャーしてくれること。 “伝説のプラネタリアン”とか、“旅する星空解説員”とか、総勢7名の解説員のキャラも際立っているから何度通っても面白い。ゆったりとした専用シートに座れば、地平線上に東京の街並みが最新鋭のプロジェクターで映し出され、日が沈むに連れて、空には光学式投影機から映し出された星々がチラチラと瞬き始める。現実の渋谷は、明滅するネオンや高層ビルに囲まれて星なんて見えないけれど、本当はいつも頭上に夏の大三角に北斗七星、オリオン座が。なんて考えれば、何でもない夜がロマンチックに思えてくるんだよね。

無数に瞬く星々のように、夜に映える服がある。

それで言ったら、〈バーバリー & ポップトレーディングカンパニー〉のコレクションも、時折光るリフレクターがロマンチックな気がしている。太陽が出ているうちはちょっとヤンチャな英国トラッドだけれど、暗くなったらなったで、ちょっぴりサイバーなナイトウェアに様変わり。楽しい渋谷の夜がもうちょっと楽しくなりそうだ。

インフォメーション

BURBERRY

バーバリー・ジャパン ☎️0066・33・812819