いま行きたいイベント、展示、観たい映画、読みたい本、聴きたい音楽…etc。こちらのページで毎日更新中!

『老いぼれを燃やせ』を読む。
ディストピア小説の傑作『侍女の物語』で知られる、アトウッドの短編集。タイトルが強烈すぎる表題作では、老人ホームに火をつけて回る集団と対峙する老女を描いているのだが、「老人の延命治療に社会保障費を使う...

『山下陽光のおもしろ金儲け実験室』に行く。
本人曰く「低クオリティ」で、しかし販売すれば即完の人気リメイクファッションブランド〈途中でやめる〉を主宰し、インターネットラジオや写真家と編集者によるユニット「新しい骨董」など、多彩な活動で知られる...

『嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した小さな容器』に行く。
パイプやきせるやシガレットは見る機会がまだあるが、ちょっと昔の小説なんかを読んでいるとたまーに出てくる「嗅ぎたばこ」。粉末状にしたたばこの葉を鼻から直接吸い込んで嗜むもので、もともとはアメリカ大陸先...

『ウィル&ハーパー』 を観る。
『バービー』でも忘れがたい印象を残した俳優のウィル・フェレルには、30年来の親友がいた。『サタデー・ナイト・ライブ』時代に苦楽をともにした脚本家であり、2022年にトランス女性であることを公表し、性...

『クチから出まかせ 菊地成孔のディープリラックス映画批評』を読む。
菊地さんが『UMO』に14年間連載している、語り下ろし映画時評が1冊になった。それにしても、「クチから出まかせ」とは言い得て妙。もちろん、確かに語り口は軽妙洒脱だが、その「出まかせ」がセンスや知識に...

JAUBI『Sound Heart』を聴く。
パキスタン北西の都市、ラホールを拠点とする4人組バンド、ジャウビ。ミクスチャージャズと称されるそのサウンドの素晴らしさは、デビューアルバム『Nafs at Peace』や前作『In Search of...

Keshi『Requiem』を聴く。
昨年末の初来日も大盛況だった、テキサス・ヒューストン出身のアーティスト、ケシ。『The Reaper』から『Always』までの4枚のEPはもはや伝説級、ローファイ・ヒップホップシーンから出現した新時...

Laurence Pike『The Undreamt-of Centre』を聴く。
オーストラリアを拠点とするドラマー・プロデューサーの、ローレンス・パイクの4枚目となるニューアルバム。声、ドラム、電子楽器というシンプルな構成で始まり、現代クラシック、環境音楽、エレクトロ、フリージャ...