舞台はコロナ禍のフィリピン・マニラ。大学で文学を教えるエリックは、とあるレストランで教え子のランスと朝食を共にする。本作はテーブルに座る2人の語らいだけをひたすら捉えていく会話劇だ。会話を通してだんだんと明らかになるのは、エリックの恋人で小説家だったマルコスが最近悲劇的な死を遂げたこと、そしてそこにはランスも何かしらの関係していたこと。構成が構成だけに、序盤は舞台劇のような印象があるが、色々なことが明かされていくにつれ、これまで固定だったカメラが震えるように揺れていくのは、映画ならでは。これだけミニマルなスタイルで、しかもたったの90分で、フィリピンという国をめぐるさまざまな事柄に肉薄せんとする野心に拍手を。1月17日より公開。
13:00〜NHK BS『シネマ「シャイアン」』を見る。
メモ:数々の名作西部劇を監督してきた巨匠ジョン・フォードが合衆国政府の政策に翻弄される先住民・シャイアン族の悲劇を描く。1964年/アメリカ
Oneohtrix Point Never 来日ツアーをチェック。
1952年を舞台に、卓球世界一を目指す主人公が道なき道を跳ね回る……現在話題沸騰中の映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』。夢幻的に映画を彩るサントラも最高すぎると思っていたら、担当したのはO...
22:00〜NHK Eテレ『最後の講義』を見る。
メモ:人生最後の講義なら、何を語り残すか。各界の第一人者が語る珠玉のメッセージを放送する。今回は「料理愛好家 平野レミ」。こちらの記事も併せてどうぞ!
今村⽂「温かい家 -my red flowers-」に行く。
花や植物を主なモチーフに、半透明のグラシン紙に⽔彩やコラージュを施した作品や、エンコスティックと呼ばれる蜜蝋画の手法を使った作品を制作するアーティストの今村文さん。本展では、2015年に愛知県美術館...
展覧会「うたう仲條 おどる仲條 -文字と画と、資生堂と」に行く。
「松屋銀座」や「細見美術館」、「東京都現代美術館」のロゴデザインなど革新的なデザインを次々と生み出してきたグラフィックデザイナー・仲條正義。とりわけ、長年関わった資生堂での仕事は特筆すべきものだ。同社...