1926年に静岡県島田市にて創業した〈井上玩具煙火株式会社〉は、約100年にわたり、日本の伝統的な花火を作り続けてきた老舗。今や花火市場の95%以上が外国産に変わってきている中で、一貫して独自の製品開発と国内での生産にこだわり制作を続ける。そんなクラシックな花火メーカーと南青山のインテリアショップ『NICK WHITE』の合同ポップアップが今年も開催! 店内にはスパークラー、すすき花火、かたち花火など、グラフィカルで見た目も楽しい手持ち花火がずらりと並ぶ。地元の夏祭りもいいけど、今年の夏はベランダでまったりエンジョイしてみては? ひたむきな職人が1本ずつ丁寧に作り上げている逸品は、忘れられない彩りを灯してくれるに違いない。
インフォメーション
井上玩具煙火株式会社×NICK WHITE「花火」
会場:NICK WHITE(東京都港区南青山6丁目3−14−203)
会期:8月1日(金)~8月31日(日)
時間:12:00〜19:00
休み:無休
舞台『FREKUENCY』をチェック。
本誌POPEYEにも登場してくれた俳優の松㟢翔平が演出、脚本を青坊が手がける演劇作品が上演。石川(藤江琢磨・演)が水道管の声に導かれてたどり着いたのは、瀬田(柴田貴哉・演)が室長を務めるゴミ処理場の...
22:45〜NHK BS『BS世界のドキュメンタリー 選』を見る。
「潜入調査 ネット極右の正体」 世界のテレビ局や独立系プロダクションが制作したドキュメンタリーを放送する当番組。 白人至上主義に傾倒する男性を装ってSNSアカウントを作成したジャーナリスト。ネオナチ組...
『ヒッチコックをさがせ! 超近接的映画鑑賞(トゥークロース・ビューイング)のすすめ』を読む。
ヒッチコックについての本は一生かかっても読みきれないほど巷に溢れているんだから、もう何か新しいことなんて言えるわけがない。そんな後ろ向きな発言に対し、著者は毅然とNOを突きつける。実際、DVD視聴に...
『ポスト68年のエチカ 哲学・政治著作集II』を読む。
闘争的な社会思想史家の著者が、40年にわたって書き継いできたテクストの集成。刺激的な論考が盛りだくさんだが、中でも注目すべきは矢作俊彦&大友克洋による漫画『気分はもう戦争』を革命の書として読み抜いた...
『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』をチェックする。
マレーシア出身の映画監督リム・カーワイは、大阪を拠点にしながら、世界を股にかけて映画を作る“シネマドリフター(映画流れ者)”だ。こちらは2024年に休業宣言した彼が、15年前に撮ったデビュー作のデジ...