批評家として30年以上のキャリアを持つ著者が、「書くこと」それ自体をテーマにした新書。理論編と実践編の二部構成で、全16回の講義と3つの補講を通して語られるのは、「書く」ってつまりはどういうことか? 「日本語を「外国語」として学び直すこと」から幕を開け、補講二「外国語について」で「いや、ある意味で「日本語で書くこと」は、ただそれだけで、一種の「翻訳」と言っていいのかもしれません」と綴られる本書は、日本語論としても読めるかもしれない。¥1,210/講談社

慶伊道彦さんによるスタイルブック「In love with IVY “恋するアイビー”」が発売!
「フェアファクスコレクティブ」の創業者で、日本のネクタイ業界の第一人者である慶伊道彦さん。ドレス業界やファッションの変遷を長く見てこられ、アイビーファッションへの造詣が深い慶伊さんだが、2024年の末...

横浜美術館リニューアルオープン記念展 「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」
「バザールでござーる」「ピタゴラスイッチ」「だんご3兄弟」「スコーン」「モルツ」「ポリンキー」etc。これらの生みの親であり、’90年代以降のメディアの世界を牽引してきた佐藤雅彦にフォーカ...

「私物捨離」に行く。
「私物捨離」とはその名の通り、私物を大放出するマーケットだ。古物や工芸品など多様なジャンルのマーケットを定期的に開催している「代官山NEWOLD_Market」で「番外編」として7月5日(土)と6日(...

『ユリシーズ』を見る。
映画では、ひとつのシーン内での人物たちの画面内での左右関係を混乱させないため、イマジナリーラインというものを設定し、それを越えないようにしましょうという暗黙の了解がある。しかし、本作はそんなラインを...

『顔を捨てた男』をチェックする。
病で顔が変形している役者志望のエドワードは、新しい治療によりごく平均的な容姿を手に入れる。身分を偽り別人として暮らし始めた彼だったが、かつて想いを寄せていた劇作家の女性と再会。彼女が過去の自分を主人...