実は“映画館のない街”である代々木上原。そこに「もし、代々木上原に映画館があったなら…」と希望と想像を膨らませ、ないなら自分たちで作ってしまおうというコンセプトの元、昨年の6月に初開催されたのが「代々木上原映画館」だ。毎回、異なる映画を上映するイベントとしてスタートし、第二回となる今回の上映に選んだのは、アーティストとしても近年注目が集まるアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『ブンミおじさんの森』。ライブベニューとして音響整備の整った「OPRCT」の会場そのままに、上原の地に出現する”森の音”の世界に分け入ってみよう!
インフォメーション
「代々木上原映画館」 Supported by ACT LOCALLY
会場:OPRCT
会期:5月31日(土)
上映時間 : 2部制 13:30〜/16:00〜
チケット:¥2,000
※会場は1ドリンク制となります。飲食の持ち込みはできません。
※当日の座席は先着順です。
※未就学児無料(お問合せください)
Official Website
https://www.act-locally.com/events/theaterinyoyogiuehara-20250531/

『スヌープ・ドッグとE-40のお料理教室』を読む。
『スヌープ・ドッグのお料理教室』の記憶も新しい御大が、ザ・クリックの創設メンバーであり、フィリピンの食などにまつわる会社「Lumpia」を経営するE-40を相方に従えた、ギャングスタレシピ集の第二弾。...

『7』を読む。
著者は昨今話題の思弁的実在論の地平を開拓したカンタン・メイヤスーらのもとで学び、『激しい生――近代の強迫観念』が翻訳されているフランスの哲学者とのこと。本書はそんな彼が書いた小説……というか、哲学書...

『アントカインド』を読む。
『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』の脚本家として知られるチャーリー・カウフマンの小説家デビュー作。だが、ページ数は半端ないし要約は不可能。映画評論家のB・ローゼンバーガー・ローゼンバー...

『九月と七月の姉妹』を観る。
ヨルゴス・ランティモスのパートナーであり、役者としても活動するリアン・ラベドの長編監督デビュー作。原作は1990年生まれのイギリス人作家デイジー・ジョンソンの同名小説だ。描かれるのは、10ヶ月違いで...

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』を観る。
今度のウェス映画の舞台は、1950 年代のフェニキアなるヨーロッパの大独立国だ。常に暗殺の危機に晒されている大富豪ザ・ザ・コルダの夢は、同国の全域にインフラを整備するプロジェクト「フェニキア計画」を...