タイトルをよーく見ると、「TOKYO」ではなく「TOKIO」とある。そう、この「TABF」はいつもとちょっと違う。「TABF」のように公募ではなく、過去に出店経験がある20組が招待した、国内外のアーティストや出版社、書店、ギャラリーなど55組が集まるイベントなのだ。会場は約1500冊もの蔵書と美しい本棚を持つ『芝パークホテル』で、通常よりもさらにぎゅぎゅっとコンパクトに濃密なコミュニケーションが取れる場となっている。タウントークで連載中の「Atelier HOKO」も、読書という行為にまつわる人間のふるまいや感覚について、様々な「問い」を投げかけるような興味深いエキシビジョンを用意しているらしい。ゴールデンウィーク後半は、紙媒体を愛する人々との心踊る出会いと会話を楽しもう。
インフォメーション
TOKIO ART BOOK FAIR 2025 by TOKYO ART BOOK FAIR
会場:芝パークホテル(東京都港区芝公園1-5-10 )
日時:2025年5月2日(金) 〜4日(日)
時間:2日(金)は13:00〜19:00、3日(土)〜4日(日)は12:00〜19:00 ※最終入場は閉場の30分前まで
料金:一般:1,500円(税込)、25歳以下:1,000円(税込)、19歳以下:無料 ※チケット完全予約制
※チケットの発行手数料に別途165円(税込)がかかります。
※会場での当日券販売はありません。チケットに空きがあれば、当日でもオンライン予約が可能です。
チケット予約はこちらから。
https://www.ticketpay.jp/search/?keyword=TOKIO+ART+BOOK+FAIR+2025
Official Website
https://tokyoartbookfair.com/
23:00〜NHK総合『フロンティアで会いましょう!』を見る。
いよいよ今シーズン最終回。火星にまつわる最前線を届ける「さらば地球!ヒトは火星に住めるのか!?」を放送。
『海賊のフィアンセ』を観る。
知る人ぞ知る異端の映画監督、ネリー・カプランが1969年に発表した作品だ。舞台は架空の村テリエ。そのはずれで母と暮らすマリーは、不法滞在者であるがゆえに、他の村人たちからつまはじきにされている。母が...
『THE END(ジ・エンド)』を観る。
ポストアポカリプス的な状況下の地球において、地下シェルターで贅沢に暮らす富裕層一家とその仲間たちのお話だ。しかし、広大な塩抗の中に設られた彼らの家はハリボテめいていて、そこで営まれる装われた普通の暮...
『ジェイ・ケリー』を観る。
年末の恒例行事となりつつある、バームバック監督作のネトフリ独占配信(とはいえ、数えてみると2、3年に1本のペースだったが)。今年、その主役を務めるのは、ジョージ・クルーニーだ。クルーニー演じるジェイ...
『ネクロポリティクス 死の政治学』を読む。
平和の象徴と目されもする民主主義は、同時に分断を生み、虐げられた者たちを死に至らしめる暴力装置として、要するにネクロポリティクスとしても機能してきたし、今もしている。黒人差別やガザの現状を鑑みれば自...