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総合開館30周年記念「鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―」に行く。

@東京都写真美術館

ART

2025年2月26日(水) - 6月7日(土)

恵比寿にある『東京都写真美術館』が開館30年を迎える。そんな節目に開催されるのが写真家、アーティスト・鷹野隆大の個展だ。鷹野隆大(1963-)は写真集『IN MY ROOM』(2005)で第31回木村伊兵衛写真賞を受賞し、現在も国内外で活躍を続けている。本展のタイトルに掲げられた言葉〈カスババ〉は、作家による造語で、“カスのような場所(バ)”の複数形なんだとか。大規模な自然災害や感染症の世界的流行、経済発展による環境破壊や都市開発など急速に変化する現代社会のなかで、美しいものだけではない現実を受け入れ、弱いものもみにくいものもそのまま、むき出しのイメージを提示する作家らしい言葉だ。初公開作品を含め、これまでの歩みを概観する本展で、日常を生き抜くヒントがもらえるかもしれない。

インフォメーション

総合開館30周年記念 鷹野隆大 カスババ

会場:東京都写真美術館
会期:2025年2月27日(木)~6月8日(日)
時間:10:00~18:00(木・金曜日は20:00まで、図書室を除く)※入館は閉館時間の30分前まで
休み:毎週月曜日※ただし、5月5日(月)は開館、5月7日(水)は休館
料金:一般 700円、学生 560円、中高生・65歳以上350円

Official Website
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4826.html