1990年に千葉県佐倉市の緑豊かな北総台地に開館し、34年にわたり運営をしてきた「DIC川村記念美術館」。企画展示の面白さはもちろん、美しい「エントランスホール」や「ロスコ・ルーム」など、館の指針として「作品、建築、自然」に重きを置いた空間は、日本の美術館の歴史を語る上で欠かせない。そんな「DIC川村記念美術館」も3月いっぱいで休館を迎える。全ての展示室を使い、 約180点となる過去最多のコレクションを展示。館が大切にしてきたコンセプトや展示空間に向き合う貴重な時間。ぜひ目に焼き付け、体感しにいこう。
インフォメーション
DIC川村記念美術館 1990–2025 作品、建築、自然
会場:DIC川村記念美術館
会期:2025年2月8日(土)〜3月31日(月)
時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休み:月曜(ただし2月24日、3月31日は開館)、2月25日(火)
料金:一般1,800円、 学生65歳以上1,600円、高校生以下無料
Official Website
https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/exhibition-past/2025/collection/