バスの二人席って妙に狭くない? それとも自分がデカいのか。知らない人と相席するのはめちゃくちゃ気を使うし、やっぱり気まずいけれど、二人だからこその予期せぬ出会いの魅力というものもある。例えばこの二人展。『parcel』で開催される石井麻希と石田恵嗣による二人展「Shake Hands」では異なる文脈や表現方法を採る二人の作家の化学反応を堪能できる。ベルリンを拠点とする石井麻希は、映像やインスタレーションを通じて人間を取り巻く「他者」との関係を模索する作家。動物や自然環境など、「非人間」の視点を取り入れることで、人間中心主義を超えた視野が魅力だ。一方、広島を拠点とする石田恵嗣は、私たちにも親しみのある童話や絵本をモチーフにした絵画を展開し、緻密なリサーチに基づいた物語性と普遍性が刺激的。異なるアプローチといえども、共通して「異界の視点」を探る二人。予期しない“異界”の出会いを求めた本展こそ、各々の作家が追求する視点が立体的な意味を持ち広がる。
インフォメーション
Shake Hands
会場:parcel
会期:2024年12月14日(土)〜2025年1月19日(日)
時間:14:00〜19:00
休み:月、火 ※12月23日(月)〜1月7日(火)は冬季休業
料金:無料
13:00〜NHK BS『シネマ「シャイアン」』を見る。
メモ:数々の名作西部劇を監督してきた巨匠ジョン・フォードが合衆国政府の政策に翻弄される先住民・シャイアン族の悲劇を描く。1964年/アメリカ
Oneohtrix Point Never 来日ツアーをチェック。
1952年を舞台に、卓球世界一を目指す主人公が道なき道を跳ね回る……現在話題沸騰中の映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』。夢幻的に映画を彩るサントラも最高すぎると思っていたら、担当したのはO...
22:00〜NHK Eテレ『最後の講義』を見る。
メモ:人生最後の講義なら、何を語り残すか。各界の第一人者が語る珠玉のメッセージを放送する。今回は「料理愛好家 平野レミ」。こちらの記事も併せてどうぞ!
今村⽂「温かい家 -my red flowers-」に行く。
花や植物を主なモチーフに、半透明のグラシン紙に⽔彩やコラージュを施した作品や、エンコスティックと呼ばれる蜜蝋画の手法を使った作品を制作するアーティストの今村文さん。本展では、2015年に愛知県美術館...
展覧会「うたう仲條 おどる仲條 -文字と画と、資生堂と」に行く。
「松屋銀座」や「細見美術館」、「東京都現代美術館」のロゴデザインなど革新的なデザインを次々と生み出してきたグラフィックデザイナー・仲條正義。とりわけ、長年関わった資生堂での仕事は特筆すべきものだ。同社...