ファッション
冬は、ブラウンレザー。
2024年11月29日
photo: Kai Naito
styling: Yutaka Aoki
grooming: Mei Uehara
edit: Shun Koda
ラムレザーのジャケット¥198,000(スタジオ ニコルソン/スタジオ ニコルソン 青山☎️03・6450・5773) ヴィンテージのウールボタンダウンシャツ¥22,880(エコミーンズ @echo.means) デニムパンツ「スケート スーパー バギー」¥15,400(リーバイス®︎/リーバイ・ストラウス ジャパン☎️0120・099・501) レザーのショートブーツ「モック トー ゴアテックス」¥28,600(ティンバーランド/VF ジャパン☎️0120・558・647) その他は私物
待ち合わせが楽しい季節がやってきた。街はクリスマスムード一色で、行き交う人たちはいつもより朗らかな表情をしている気がするから。だけど、寒さだけは天敵。乱高下する寒暖差に備えて、機能服に目が向くけど、ハイスペックばかりに捉われていたらつまらない。大切なのは適度なスペックと心が上向くこと。
今着たいのはレザージャケット。それもブラウンレザー。ブラックほど硬派じゃないから気軽に着られるし、かといって奇抜な雰囲気にもならない。派手な服を着て、自分が待ち合わせスポットになってしまったら元も子もない。誰と会っても恥ずかしくなくて、風も凌げるあったかいやつ。それがブラウンレザー。
アメリカ陸軍航空隊の飛行服として採用されたA-2フライトジャケット。そんなミリタリー由来の無骨なジャケットをモチーフにしても、〈スタジオ ニコルソン〉の手にかかれば、こうも品よく色気たっぷりに仕上がる。その秘密は滑らかな質感のラムレザー。カウレザーよりも柔らかいから、動きやすくてストレスも感じない。憧れるのは『トレーニングデイ』のデンゼル・ワシントンなんだけど、あそこまでワイルドにはなれそうにないから、テーパードの効いたデニムパンツとネルシャツで程よくマイルドに。いつもの服装にもブラウンレザーなら、よく馴染む。
ラムレザーのジャケット¥143,000(ヘリル/にしのや☎️03・6434・0983) スウェットパンツ¥39,600(アーニーパロ info@erniepalo.com) レザーのショートブーツ「モック トー ゴアテックス」¥28,600(ティンバーランド/VF ジャパン☎️0120・558・647) その他は私物
〈ヘリル〉の服は、いつも見ても驚かされるほど素材へのこだわりがすごい。このレザージャケットもそうで、袖を通してみたら、コットンシャツのように軽快な着心地で感動した。それは生後一ヶ月未満のラムレザーを使っているからに他ならない。ロイヤルミルクティーのようなベージュも好みで、いつもの黒い服じゃなくて白い服とコーディネートしてみたくなった。きっとカシミヤニットと合わせたって間違いない。
ラムレザーのジャケット¥176,000、ツイードのパンツ¥77,000(カル☎️03・6441・3661) ゴルフシューズ「エッジ フレックス」¥17,050(オークリー/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス☎️0120・990・307)
『ハンターハンター』を立ち読みしてたら、夢中になりすぎて待ち合わせ時間ギリギリ。そんな時にもショート丈のレザージャケットは走りやすいし、暑くならないから使い勝手がいい。冬に滝汗なんて、かきたくない。それだけじゃなく〈カル〉の一着は、きめ細かいラムレザーで上品さも持ち合わせている。だから、ツイードのスラックスと合わせても違和感を全く感じさせないのだ。少し赤みがかった色合いも冬の穏やかな日差しに溶け込むようでいいね。
ヌバックのカバーオール¥97,900(CCU @ccu_leather) レザーのショートブーツ「モック トー ゴアテックス」¥28,600(ティンバーランド/VF ジャパン☎️0120・558・647) ヴィンテージのオーバーオール その他は私物
ペンキが飛び散ったオーバーオールとカバーオール。マリオ&ルイージくらいの名コンビだけど、どちらもダック地だと、あまりにワークスタイルすぎてしまう。けれど、〈シーシーユー〉のカバーオールなら心配無用。しっとりとしたヌバックを用いるだけでも穏やかな表情だけど、極限まで薄くすいているので重くなくて着心地も軽やか。ハンドウォーマーポケットも含めたら6つもポケットが付いているから、当分の間バッグにはお留守番しておいてもらおう。
ヴィンテージのレザージャケット¥22,000、ユーズドのコーデュロイパンツ¥8,800(ともにアンダーザサン☎️03・4285・3765) ゴルフシューズ「エッジ フレックス」¥17,050(オークリー/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス☎️0120・990・307)
一番最初に紹介した〈スタジオ ニコルソン〉の一着。その原型となったのが、このA-2フライトジャケット。古着だったら、挑戦しやすい価格帯だし、ところどころ生地がスレていたり、味が出た状態のものを手に入れられるのもうれしいところ。作りがいいから、まだまだ長い付き合いになりそうだ。
〈オークリー〉に、ゴルフシューズがあったなんて盲点。しかも、こんなかっこいいとは…! クッション性が効いてて歩きやすいし、ブラウンレザーとも相性抜群。もっと早く知りたかったな。
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