アーティストであり詩人の瀬尾夏美さんの個展が、韓国・釜山にあるカフェ兼ギャラリー『Meet & Make』で開催! 2011年の東日本大震災をきっかけに、災禍の記憶や地域の歴史、市井の人びとの人生史などの「聞き書き」をもとに制作を続けてきた自身の本展のテーマは「土地に根ざした物語、風景の喪失とそこからの回復」。先の復興工事を契機に編まれた「二重のまち」シリーズを中心に、広島、沖縄、能登、東京、マーシャル諸島などを旅しながら創作した作品、そして昨年2025年の釜山滞在から生まれた新作など、絵画と詩が約30点展示される。
さらに会期中はワークショップ「誰かの記憶を聞き、言葉と絵をつくる」が行われる(参加無料・事前申込制)。瀬尾さんをガイドに参加者同士でペアになり、聞き書きを行いドローイングを書いてみる、という内容だ。まちに住む人、身近な人、自分自身、偶然出合う人、誰かの物語を受け取ってかたちにしていく。作る喜びはもちろん、これまで災害だけでなくアジアの近現代にもリサーチを広げ、さまざまな土地で実践してきた作者の手法が学べる貴重な機会。何を見つめ、聴き、どんな風景を想像するのか。インスタントに摂取する行為から少しだけ離れて、そこに芽吹く物語を丁寧に感じ取ってみよう。
インフォメーション
瀬尾夏美個展「歩く風景 小さな歴史/記憶の交換と物語の萌芽」
会期:2026年11月7日(土)〜15日(日)
時間:10:00〜18:00
会場:Meet & Make(부산 서구 망양로 163)
入場:無料
主催:Meet & Make、株式会社soon、瀬尾夏美
●ワークショップ「誰かの記憶を聞き、言葉と絵をつくる」
①聞き書き+ドローイングを描く:参加者の方々同士でペアになり、聞き書きを行う。その後、瀬尾さんのガイドを受けながらドローイングを書いてみる。さらに、①の手法を軸にしつつ、知人や家族など誰かにインタビューをし、その人の話をもとに自分なりに創作する(発表方法は絵に限らなくてOK)。
②発表:それぞれの発表後、ディスカッションを行う。
日時:①2026年11月7日(土)14:00~16:00、②11月14日(土)14:00~16:00
会場:Meet & Make
定員:8名
参加無料・事前申込制
※基本は2回で完結。そのため、2回とも参加いただける方を優先します。
申し込みはこちら。
●クロージングイベント「朗読&歌のライブ」
瀬尾夏美による詩の朗読と、ミュージシャンで『Meet & Make』の主宰者でもあるキム・イネによる歌のライブ。
日時:11月15日(日)16:00~18:00
会場:Meet & Make
入場無料・申込不要
出演者:瀬尾夏美、キム・イネ
瀬尾夏美 個展「歩く風景 小さな歴史/記憶の交換と物語の萌芽」が気になる。
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