スプラッター映画は、人間をグロテスクに虐げるという点において、資本主義と同じ穴のムジナだ。しかしだからこそ同時に、このゴアな資本主義世界をサバイブする術も教えてくれるだろう。そんな視点に立ってスプラッター映画にマルクス主義的な光を当てるのが本書。ちなみに、著者がこの低俗なジャンル映画に興味を抱いたのは、中坊の頃にレンタルショップでとある作品を借りたのがきっかけだという。そのラストを今思い返していわく、「我がスプラッターへの開眼は、強奪者が完膚なきまでに略奪されるのを病的な熱狂を持って応援することを意味していた」ってシビれちゃうね。¥3,300/青土社
「素材博覧会」に行く。
編み物に裁縫、アクセサリー作り、レザークラフト。ハンドメイドを趣味にしたいけど始めるきっかけを作るのは難しい。そんなときにおすすめなのが「素材博覧会」。本イベントでは毛糸や布、ビーズ、ボタン、コルク...
『センチメンタル・バリュー』を観る。
『私は最悪』で話題になったヨアキム・トリアー監督&レナーテ・レインスベ主演コンビの再タッグ作。今度のテーマはズバリ、家族だ。ノルウェーで活躍する女優ノーラの前に、幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不...
『ブゴニア』を観る。
ネットの陰謀論に洗脳されてしまったらしいテディは、純朴な従弟のドンを従え、製薬会社のやり手経営者ミシェルを拉致監禁する。テディいわく、ミシェルは地球を侵略するエイリアンだというが、彼女には身に覚えが...
『トゥギャザー』を観る。
心機一転すべく山奥に引っ越してきた倦怠期のカップルが、ハイキングの最中に不穏な穴の中に落ちたことで、なぜか体がくっつき始めてしまうというボディホラー。愛し合う2人が1つになる。エモいラブソングの歌詞...
『いくつもの鋭い破片 上』を読む。
近年、ミュージカル化されたり、ルカ・グァダニーノ監督に再映画化されるという噂もあったりと、再評価の渦中にある『アメリカン・サイコ』。その著者による久しぶりの小説がこちら。1981年のLAの高級住宅街...