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フレグランスブランド〈kibn〉の展示「public library」に行く。

@koen kyoto

 街を歩いていて偶然香った匂いから思いもよらない記憶が蘇ってくることがあるみたいに、香りは不思議なメッセージ性と“言語化できない”繋がりを持っているものだと思う。そういった曖昧さを、天然由来の樹木やハーブ、柑橘や日本茶などのエッセンスを用いて体現したフレグランスブランド〈kibn〉が、京都で展示を開催中だ。本展では、〈kibn〉がデザインした香りの空間の中で、学芸大学の古書店『流浪堂』がこの展示のために選書した本や、〈kibn〉がブランドを創設するときに参考にしたアートブックなどを自由に閲覧することができ、一部の本は購入も可能だ。もちろん、新作のポプリや人気のフレグランススプレーを始めとする、全プロダクトも手に取ることができる。会場である『koen kyoto』は「“public”と”private”のあいだ」という半私的な空間で、本と香りと共に内省するにぴったりの場所というわけだ。

インフォメーション

kibn “public library”

会場:koen kyoto(京都府京都市左京区一乗寺塚本町15-2)
会期:2025年5月31日(土)〜6月15日(日)
時間:木、土、日は11:00〜18:00、金は14:00〜21:30、その他の曜日は休み

Official Website
https://www.kibn.jp/

Instagram
https://www.instagram.com/kibn_official/

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