『慶應義塾大学アート・センター』にて、またしても見逃せない展示を開催中。その慧眼から、“希代のコレクター”と呼ばれる川口黎爾氏の個人コレクション展だ。作品を鑑賞する際に向ける「まなざし」を「直視」と表現した川口氏。作品に対峙し、深くその中に入り込む。その「直視」に耐え、選び抜かれた作品は興味深いものばかり。展覧会は二部構成で、前期(6月9日〜7月5日)は、これまで紹介される機会の少なかった藤牧義夫や畦地梅太郎らによる戦前日本の版画作品が、後期(7月9日〜8月8日)はスタンリー・ブラウンやブリンキー・パレルモら海外の現代美術作家たちの作品が並ぶ。7月5日(土)に開催される、1980年代の伝説的画廊「かんらん舎」の創設者・大谷芳久氏を迎えた講演会も気になる。川口氏は作品にどんなものを見出したのか。ぜひ「直視」しに行ってみよう。
インフォメーション
「時代に生きよ、時代を超えよ」── 川口黎爾の直視
会期:2025年6月9日(月)〜8月8日(金)
休館日:土日祝休館*ただし7月5日(土)、7月26日(土)は開館 7月7日(月)、7月8日(火)、7月28日(月)は閉館
*会期中に作品の展示替えがあります
前期:6月9日(月)〜7月5日(土)
後期:7月9日(水)〜8月8日(金)
開館時間:11:00〜18:00
会場:慶應義塾大学アート・センター(三田キャンパス南別館 1 階アート・スペース)
入場:無料
主催:慶應義塾大学アート・センター
Official Website
http://www.art-c.keio.ac.jp/news-events/event-archive/ikigoe/
講演会
開催日:2025年7月5日(土)
登壇者:大谷芳久(元かんらん舎)
※ 予定は予告なく変更されることがあります。
※ 詳細は展覧会ウェブサイトで順次公開いたします。
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