ラーメンの味が多様なように、どんぶりデザインも様々で、そのデザインを見るのも食事の楽しみの一つ。そんなラーメンどんぶりの90%は、岐阜県の東濃地方西部(多治見市、土岐市、瑞浪市)を中心とした地域でつくられる陶磁器「美濃焼」でできているのだとか。そんな「美濃焼」の1300年以上(!)の歴史や背景、つくり手たちの活動を伝えるため、2012年に始まったプロジェクトがきっかけとなった本展「ラーメンどんぶり展」では、プロジェクト開始から続く、さまざまなジャンルのデザイナーやアーティストらがラーメン丼とレンゲをデザインする「アーティストラーメンどんぶり」に新作10点を加えた、全40点のオリジナルラーメン丼を展示。横尾忠則、田名網敬一、LiSA、土井善晴など、多彩な顔触れの作品が揃う。また、建築家・デザイナー3組の設計による「ラーメン屋台」やデザインの視点で「ラーメンと丼」を解剖し紹介するなど、展示も面白さもマシマシでお届け!
インフォメーション
ラーメンどんぶり展
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
会期:2025年3月7日(金)~6月15日(日)
時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
休み:火曜日
料金:一般 1,600円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料
Official Website
https://www.2121designsight.jp/program/ramen_bowl/
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