世界各地を広範に移動し、詩歌を歌い語る「吟遊詩人」。彼らは伝承の語り部であり、戦場で兵士を鼓舞する楽師であり、権力者を揶揄する批評家であり、ニュースを伝えるメディアであり、芸人であり……。ときには畏怖の対象とされ、ときに社会の隅に追いやられながら、歌と語りの独自の世界を築いてきたのだ。
本展では、アジアやアフリカなど、各地に存在する彼らの文化と、それらを育んできた地域の人びとの息吹を紹介。資料点数約480点によって”無形”の文化の奥深さが博物館のなかでカタチをもって現れる。特別展示館1階中央アリーナでのパフォーマンスもお見逃しなく! 本館の充実の「地域・通文化展示」も併せて鑑賞したい。
インフォメーション
みんぱく創設50周年記念特別展 「吟遊詩人の世界」
会場:国立民族学博物館 特別展示館
会期:2024年9月19日(木)〜 12月10日(火)
時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休み:水曜日(祝日の場合は直後の平日)
料金:一般880円、大学生450円、高校生以下無料(詳細は公式サイトへ)
Official Website
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/51494
21:00〜NHK総合『NHKスペシャル』を見る。
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21:00〜日本テレビ『金曜ロードショー「火垂るの墓」』を見る。
「火垂るの墓」高畑勲(監)/1988年/日本/野坂昭如(原作)。原作は、神戸の大空襲を体験した野坂昭如による直木賞受賞作。戦争の愚かさと哀しさを高畑勲監督が描いた、いのちの物語。

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