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『嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した小さな容器』が開催。

美術工芸品としての評価も高く、奥深い嗅ぎたばこを堪能。 @たばこと塩の博物館

ART

2024年9月20日(金) - 12月21日(土)

金台エナメル仕上げ人物模様嗅ぎたばこ入れ フランス18世紀

 パイプやきせるやシガレットは見る機会がまだあるが、ちょっと昔の小説なんかを読んでいるとたまーに出てくる「嗅ぎたばこ」。粉末状にしたたばこの葉を鼻から直接吸い込んで嗜むもので、もともとはアメリカ大陸先住民の風習だったものが、大航海時代以降ヨーロッパに伝わり、その後中国などのアジア各国にも広まったのだとか。金属、木材、ガラス、貴石など様々な素材の容器には多様で魅力的なものが多い。
 
 フランスのルーブル美術館や台湾の故宮博物院など世界の美術館・博物館のコレクションとして収められるなど、その美術工芸品としての評価も高い嗅ぎたばこの世界。ぜひ堪能してみよう。『たばこと塩の博物館』についてはこちらの記事でもチェックしてみてね。

インフォメーション

嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した小さな容器

会場:たばこと塩の博物館 2階特別展示室
会期:2024年9月21日(土)〜12月22日(日)
時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休み:月曜日(ただし、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
料金:大人・大学生100円、満65歳以上の方50円、小・中・高校生50円。

Official Website
https://www.tabashio.jp