FOOD

土井善晴・土井光著の『お味噌知る。』が昨年刊行されました。

文・土井光

2022.01.20(Thu)

味噌汁の本まで出して、自分にとって味噌汁とはなんだろう、と思ったとき大好物の食べ物!とは違うな、と思います。よく考えると身体を整え守ってくれるもの、という感覚の方が近いです。

この本は、味噌汁が大好きだから皆さんにご紹介!として、制作はしませんでした。

味噌汁の万能性についてお話し、多様性もある味噌を、文章とレシピいう形で提示し、皆さんに寄り添える形に仕上げたつもりです。

だからこの味噌汁は土井先生のレシピ?光さんのレシピ?と聞かれたとき答えられません。すいません。笑

身体を整え守ってくれるもの、と書きましたが、なぜそう感じたかをお話しします。

お椀一杯の量の水、野菜、少しのたんぱく質、発酵食品の味噌。あれば昆布や煮干しなどの出汁。

全ての栄養素が汁の中に入り、お椀一杯飲めば、添加物の入っていない清い食べ物になります。味噌の量で味の濃さは調整できますし、旨味を足したければ肉や卵、ごま油やスパイスを入れたって構いません。

最初にお腹に温かいものを含み、味噌という日本人の身体にばっちり合った発酵食品を身体に取り入れること。

それだけで胃がほぐれる気がします。お腹すいたー!という欲望を落ち着かせる要素もあります。

あくまで主観ですがwそして勿論、身体が弱っている時にもほっとさせてくれます。

まあ色々考えるよりまず具沢山の味噌汁を作って飲んでみてください。

それからカレーや中華をテイクアウトしても、洋食や焼肉を食べても、お酒を飲んでも、いつもと何かが違うと感じるはずです。

その何かが気になる方はこの本を手にとってみてください。

日本人なのに、歴史ある味噌の体験がないのは勿体無いと思います。

自分の手で自分自身にお味噌汁、作ってみませんか?

ソーセージと野菜のお味噌汁のレシピ
鍋にお椀二杯分のお水を入れて、適当に切ったソーセージ、かぼちゃ、胡瓜、トマト、玉ねぎを入れて火にかける。野菜に火が通ったら味噌を溶き入れパセリをちぎって入れる。お椀に盛り付けてバターをのせていただきます。

野菜は何でも構いません。ただ根菜は火が入りやすいように小さめか薄切りに切ってください。野菜たちから野菜の出汁が沢山出るので、昆布や鰹節は入りません。

プロフィール

土井光

どい・ひかる | 1991年、大阪生まれ東京育ち。東京の女子大学卒業後、フランスリヨンにあるL’institut Paul Bocuseにてフランス料理とレストランマネージメントを2半学ぶ。フランス三つ星レストランMichel GuérardTroisgrosリヨンにある老舗チョコレート店 Bernachonに勤める。在仏7年。帰国後、父である料理研究家土井善晴の事務所、おいしいもの研究所でアシスタントとして勤務。料理デモストレーションのフランス語通訳やフランスと日本文化を繋ぐイベント参加なども行う。趣味はマラソン。インスタグラムはこちらから!

Instrgam
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