セリエAのアウター。

この秋、春日部のフットサル場に突如として現れたサッカー専門の古着屋『ロスター春日部』で出合ったのは、真冬も着られるセリエAのチームのオフィシャルもの。「インテル」のキルティングジャケットに、「ミラン」のベスト、「ユベントス」のスキージャケットなど、どれもクールだし、トラディショナルなエンブレムやチームカラーはデザインとしても効いている。ユニフォーム以外でこんなにも普段から着られるアイテムを作れるなんて流石イタリア。サポーター冥利に尽きるね。
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’90sの〈インテル〉のキルティングジャケット¥39,000 -
’80sの〈ユベントス〉のスキージャケット 参考商品
サイドライン入りのベースボールパンツ。
ベースボールキャップに、ベースボールシャツ。街で着る野球着のネクストは古着のベースボールパンツではあるまいか? サイドのラインや足元のリブはトラックパンツのようだし、ジャージとスラックスの中間のようなはき心地も、綺麗にかかったテーパードも街着として申し分なし。ベルトループ付きだからサイズも試せるし、この冬はコートに合わせてみようと思う。
’40年代のベースボールパンツ。


これもベースボールパンツではあるのだが、こちらはまだ化学繊維が発達していなかった’40年代のウール素材のもの。ストレッチ性がない分、動きやすいようにワイドに作られているのだけど、はいてみるとそれがとても生きてくる。というのも、ギュッと絞ったウエストから太い裾に向かってズドンと落ちるシルエットは、なんだかとてもモードな薫り。80年前のユニフォームを街で着るというのもロマンがある。