TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム
TRIP

【#3】サンフランシスコの街の看板

2022.05.26(Thu)

フォトグラファーのユウジさんと一緒に、サンフランシスコにある僕の好きなサインを撮影して回りました。3回目です。

今回は植物のイラストが入ったサインの特集です。

なんて可愛いサインなんでしょう!植物に囲まれた手描きのサインは、背景の畑や木のイラストも凝っていて、ポットに入った野菜からは虹が出ています。タラ~ン♪ 素敵なレタリングも相まって見ているだけで楽しい気持ちになります。よく見るとポットのハイライト部分には金箔が施されています。そして木の周りをぐるっと回ったリボンと文字も素敵ですね。右下の植物で隠れている部分には WORKER OWNED COOP と SINCE 1975 の文字が書かれています。デザイン、ペイント共に New Bohemia Signs。僕はこの Folsom ストリートにある「Rainbow Grocery」が好きでよく行くのですが、店内はサインの通りワクワクする品揃えです。

San Bruno Avenue にある「Portola San Francisco’s Garden District」の大きなサイン。デザインは Caitlyn Galloway 、ペイントは Caitlyn Galloway & New Bohemia Signs。フリーウェイからもよく見えるので、ダウンタウンから車で南へ行くときは、このサインが楽しみです!クラシックかつ愛嬌のあるレタリングと、有機的な植物のイラストの組み合わせが美しく、街の人々に愛されているサインだと思います。ポートラ地区はサンフランシスコのガーデンディストリクトとして正式に知られています。

Portola のサインを記事にしたいと Damon に話したところ、制作風景とオープニングレセプションの写真を送ってくれました。

最後に紹介するのは、Haight ストリートの洋服屋「Earthsong」のサインです。デザイン、ペイント共に New Bohemia Signs。こちらのお店は既に閉店していて、このハンギングサイン(吊るし看板)とAフレーム(立て看板)はもう見ることが出来ないのですが、とても好きなサインなので昔の写真を使わせて貰いました。花や地球のイラストと、動きのあるレタリングが楽しく且つ上品な印象で、ヒッピームーヴメントでも有名な Haight ストリートの雰囲気にとてもよく似合っています。植物の形に合わせてカットされたボードも可愛いですね。最後の貴重な写真は、制作当時の Damon の鉛筆のスケッチです。

来週(最終回)も楽しみにしていてください。ではまた来週~

プロフィール

中原真也

なかはら・しんや|Modern Twist Signs 代表。サインペインター、デザイナー。1977年生まれ。徳島県出身。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。デザイナーとして音楽に纏わるデザインを手掛けた後、2013年にドキュメンタリー映画”Sign Painters”を見て、サンフランシスコのサインショップ New Bohemia Signs に魅了される。2015年単身渡米、New Bohemia Signs にて修行。帰国後 Modern Twist Signs を設立。池尻大橋に実店舗を構え、都内から地方まで数多くの看板やデザインを制作。20216月サンフランシスコヘ活動の拠点を移す。現在は New Bohemia Signs のサインペインターとして、ベイエリアのレストランやカフェなどのローカル店舗を中心に、SFMOMA  Facebook などの大型施設から大きな壁画まで幅広くペイント活動中。20225月より、サンフランシスコの生活で感じた「自分と違う」人や事をテーマに友達のシュンタと話すトーク番組「Different from Me」がPodcastにて配信中。

Instagram
www.instagram.com/moderntwistsigns/

Official Website
www.moderntwistsigns.com/

Podcast「Different from Me
https://open.spotify.com/show/386TUBMfimFaeAnwfzZTPT

Yuji Wat(ユウジさん)

ゆうじ・わっと | 東京生まれ、サンフランシスコ在中。映像作家、写真係、MUNISF主宰。故大瀧ひろし氏からアメリカの魅力と攻略法を学び、カリフォルニアに通い始める。後にサンフランシスコの異色サーファー達をフューチャーした映像作品 [ TGH ] を発表。現在、雑誌や広告撮影を中心に活動中。愛犬家。
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