TODO

『どこかで叫びが ニュー・ブラック・ホラー作品集 』を読む。

ジョーダン・ピール(編)  ハーン小路恭子(監訳)  今井亮一、押野素子他(訳)

 おバカなコメディアンとして頭角を現しながら、今では映画『ゲット・アウト』をはじめとする”エレベーテッド・ホラー”の急先鋒となったジョーダン・ピール。そんな彼が編者を務めたアンソロジーには、自身のクリエイティブとも響き合う、黒人差別を筆頭にアメリカに巣食う闇を炙り出す19の短編ホラー小説が収録されている。ピールは序文にこう綴る。「私はホラーを、エンターテイメントを通じた浄化(カタルシス)だと考えている」。その真意は、各自本書を読んで熟味されたし。¥5,280/フィルムアート社

TODOリストを見る!