『ゼルダの伝説』や『Minecraft』など、プレイヤーが自由にゲーム内の世界を探索し遊べる「オープンワールド」ゲーム。仮想世界の世界観への没入、自由度の高さがその魅力だ。そんな「オープンワールド」形式に着想を得た展示が、コンテンポラリーカルチャーメディア〈New Scale(ニュー・スケール)〉がキュレーションを手がけるグループ展「OPEN WORLD」だ。Soft Baroque(ソフト・バロック)、Pierre Castignola(ピエール・カスティニョーラ)、Geray Mena(ジェレイ・メナ)、八木沢俊樹の4組が参加する本展。家具、写真、陶芸など、扱う素材は異なりながらも、多彩な視点が共鳴する空間は、観る人それぞれに無数のストーリーが立ち上がってくるはず。“主人公”としてこの「オープンワールド」をぜひ探索してみよう。会場となる『PAAMA』は、2012年の雑誌『ポパイ』のリニューアル時にアートディレクターとして参加し、現在もフリーランスのアートディレクター/デザイナーとして多岐に渡り活動する前田晃伸さんが神楽坂にオープンしたスペースだ。〈sacai〉、〈Kiko Kostadinov〉の内装で知られるインテリアデザイナーの関祐介さんが手掛ける什器にも注目!
インフォメーション
"OPEN WORLD” Curated by NEW SCALE
会場:PAAMA (東京都新宿区矢来町160-1 サクラハウス神楽坂矢来町1F-B)
会期:2025年7月12日(土) 〜8月2日(土)
時間:13:00〜18:00
休み:日、月、火
Official Website
https://paama.jp/
23:00〜NHK総合『フロンティアで会いましょう!』を見る。
いよいよ今シーズン最終回。火星にまつわる最前線を届ける「さらば地球!ヒトは火星に住めるのか!?」を放送。
『海賊のフィアンセ』を観る。
知る人ぞ知る異端の映画監督、ネリー・カプランが1969年に発表した作品だ。舞台は架空の村テリエ。そのはずれで母と暮らすマリーは、不法滞在者であるがゆえに、他の村人たちからつまはじきにされている。母が...
『THE END(ジ・エンド)』を観る。
ポストアポカリプス的な状況下の地球において、地下シェルターで贅沢に暮らす富裕層一家とその仲間たちのお話だ。しかし、広大な塩抗の中に設られた彼らの家はハリボテめいていて、そこで営まれる装われた普通の暮...
『ジェイ・ケリー』を観る。
年末の恒例行事となりつつある、バームバック監督作のネトフリ独占配信(とはいえ、数えてみると2、3年に1本のペースだったが)。今年、その主役を務めるのは、ジョージ・クルーニーだ。クルーニー演じるジェイ...
『ネクロポリティクス 死の政治学』を読む。
平和の象徴と目されもする民主主義は、同時に分断を生み、虐げられた者たちを死に至らしめる暴力装置として、要するにネクロポリティクスとしても機能してきたし、今もしている。黒人差別やガザの現状を鑑みれば自...