古いものを大切にし、次の担い手へバトンを渡していく蚤の市。その歴史は1885年にパリではじまったとされている。以来ヨーロッパを中心に根付く素敵な文化だけど、そんな体験を東京でも作ろうと〈手紙社〉が2012年からスタートした「東京蚤の市」が今年も開催。これまでの22回に続き全国各地の出店者による古今東西の雑貨/古本/古着など物販はもちろん、プラスで楽しみなのが奇妙礼太郎さんや曽我部恵一さんらミュージシャンのライブと、イベント初となる「こむぎフェス」。パンをはじめ、クレープ、ピザ、ベーグル、シナモンロールといった焼き菓子まで、小麦を日々扱う総勢58組の飲食店が一同に会す貴重な機会だ。物と食と音楽が一体となった蚤の市で、自分なりのお宝を見つけて、五月病も吹き飛ばそう!
インフォメーション
東京蚤の市'25 SPRING
期間:5月16日(金)~5月18日(日)
時間:9:30〜17:00
場所:国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーン ゆめひろば(東京都立川市緑町3173)
Official Website
https://tokyonominoichi.com/2025_spring/
21:00〜日本テレビ『金曜ロードショー「火垂るの墓」』を見る。
「火垂るの墓」高畑勲(監)/1988年/日本/野坂昭如(原作)。原作は、神戸の大空襲を体験した野坂昭如による直木賞受賞作。戦争の愚かさと哀しさを高畑勲監督が描いた、いのちの物語。

「夏祭り能楽堂」に行く。
GINZA SIXの地下3階に能楽専門の公演場があるのは知ってた? その名も『観世能楽堂』。能というと少しハードルが高いと思った人でも大丈夫。「夏祭り能楽堂」という楽しげなイベントを開催中だ! 観...

「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」に行く。
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「Hello? BOOK&ZINE GATHERING by 1LDK e.s.」に行く。
オバマ元大統領やビル・ゲイツらがそのリストを公開することでも度々話題にあがるが、欧米では「サマー・リーディング」なんて文化がある。その名の通り、夏に本を読もうという習慣こと。今年のサマー・リーディン...

水谷太郎「12000」に行く。
夏の暑すぎる太陽の「光」から逃れながら、こちらの展示はいかがだろう。ファッションフォトグラファーとして国際的に注目を集める写真家・水谷太郎さん。ファッション誌、コマーシャルフォト、アーティストのポー...